「タッチ」舞台 解体始まる
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鳥取市民体育館 老朽化で
人気漫画家・あだち充さんの代表作「タッチ」にも登場する鳥取市民体育館(吉成)の解体工事が始まる。老朽化や耐震強度不足によるもので、解体後の跡地には、アリーナや防災機能などを備えた4階建ての体育館が建設される。
鳥取市などによると、市民体育館は1973年に完成し、85年に県内で開催された「わかとり国体」では新体操の会場となった。「タッチ」では、ヒロインの浅倉南が新体操の選手として出場するインターハイの会場として描かれている。年間10万人以上が利用し、長らく市民に愛されてきたが、昨年末に閉館した。
解体工事は今月20日頃から行われ、新しい体育館は2023年6月にオープンする予定。市教委生涯学習・スポーツ課の担当者は「解体は惜しまれるが、新たな施設で、市内のスポーツを一層盛り上げていきたい」と話している。
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