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用瀬の流しびな 国文化財に

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文化審答申 江戸期から続く民間信仰

 国の文化審議会は15日、鳥取市用瀬もちがせ町に伝わる伝統行事「用瀬の流しびな」を国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)」とするよう答申した。旧暦3月3日の開催を守り続け、全国に残る同様の行事の中でも、ひな人形に災厄やけがれを移し水辺に送る民間信仰を、よく伝える典型例として評価された。

 用瀬の流しびなの始まりは江戸時代にさかのぼるとされ、1985年に県の無形民俗文化財に指定された。紙のひな人形を「桟俵さんだわら」と呼ばれる丸く編んだワラに載せ、無病息災などを願って川に流す。行事当日には、着物に身を包んだ親子連れらが参加し、多い年には、県内外から計約8000人の見物客や写真愛好家らが訪れるという。

 保護団体「用瀬民俗保存会」の松本五郎会長(72)は「大変な名誉だ。記録を作成し、次世代に引き継ぎたい」と語る。地域おこし協力隊の隊員として、流しびなのPRに携わるうめ川友美さん(40)は「地域全体で受け継いできた行事の貴重さを、国に認めてもらえてうれしい。若い後継者が不足しているので、これを機に関心を持ってもらえたら」と期待する。

 選択無形民俗文化財は、生活文化の特色を示す風習や行事などが対象。県内では過去に、因幡・但馬地方の民俗芸能「麒麟きりん獅子舞」など7件(県内単独)が選ばれている。

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