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奥大山の水で洗いすっきり 珈琲豆 江府に焙煎所

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雑味の少なさが特長の「奥大山の水洗い珈琲豆」
雑味の少なさが特長の「奥大山の水洗い珈琲豆」
コーヒー豆を水洗いする遠藤さん(江府町で)
コーヒー豆を水洗いする遠藤さん(江府町で)

大阪から移住・遠藤さん 道の駅などで販売

 江府町美用の大山のふもとにある旧小学校に、大阪府豊中市から県内に移住した遠藤明宏さん(64)が、コーヒー豆の焙煎ばいせん所を開設した。生豆を水で洗ってから焙煎する独自の手法で生まれる一杯は、雑味が少なくクリアな味が特長。「奥大山の水洗い珈琲コーヒー豆」と名付け、同町佐川の「道の駅奥大山」などで販売している。(但見易史)

 遠藤さんは千葉県出身で、大手食肉会社の社員としてカップラーメンの具材の企画開発などを手がけた。コーヒー好きで、退職後は豊中市の自宅で豆を焙煎するのが趣味になった。焙煎前に水洗いして土ぼこりや汚れを取り除く手法をインターネットで知り、試してみると「すっきりした味になり驚いた」という。

 「おいしさを世の中に広めたい」と焙煎所の開設を目指すようになり、妻が倉吉市出身で鳥取と縁があったことや、ミネラルウォーターの商品名でも有名な奥大山にひかれて、江府町を選んだ。2009年に廃校となった町立米沢小学校の理科室を町から借り、県や町の補助を受けて改装。業務用の焙煎機を置いて昨年12月から製造を始めた。移住先は妻の親が所有する琴浦町の空き家で、車で約1時間10分かけて通っている。

 豆は専門の商社から高級品を仕入れ、虫食いがあったり欠けたりしたものをより分けた後、たらいに入れて水で2~3分洗う。風で乾燥させてから焙煎している。1日に製造できるのは約5キロで、水が冷たい方が豆への影響が少ないため、「奥大山の水」は作業に適しているという。

 道の駅奥大山では、180グラム入りの豆と粉を販売。グアテマラが2160円(税込み)、ブラジルとコロンビアが1950円(同)。「鮮度が大切」との思いから、賞味期限に加えて焙煎日も明記している。また、江府町久連の「エミーズカフェ」では3種類のコーヒーを飲むことができる。遠藤さんは「手間がかかるので少し高いが、自分へのご褒美として飲んでもらえれば」と話している。

 3月に妻が勤務先の大学を定年退職した後に、一緒に倉吉市に移住する予定。焙煎所には将来、高齢者が集えるカフェを設け、水洗いや焙煎の体験ができるようにする計画で、地域の活性化にも貢献したいと考えているという。

 コーヒー豆は、オンラインストア(www.washed‐coffee.jp)でも販売中。問い合わせは遠藤さん(0859・72・3251)。

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1828441 0 ニュース 2021/02/09 05:00:00 2021/02/09 05:00:00 2021/02/09 05:00:00 雑味が少なくクリアな味が特長の「奥大山の水洗い珈琲豆」 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210208-OYTNI50015-T.jpg?type=thumbnail

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