五臓圓ビル 90年の歩み
完了しました

鳥取 写真やパネル100点展示
1943年の鳥取地震と52年の鳥取大火を耐え抜き、鳥取市内に現存する建物では、最古の鉄筋コンクリート造りとされる「
五臓圓ビル(3階建て)は1931年(昭和6年)にできた。ビルを建てた森下家が「
パネル展は改修10周年を記念したイベントで、完成当時の外観や内装の写真、昭和30年代の周辺の住宅地図などを展示。保存運動を伝える新聞記事、鳥取大火直後の市街地や明治時代の大雪の様子など、貴重な写真も並べている。
同市西町の縫谷昌生さん(76)は「小学生の頃の大火で自宅が焼けた。このビルは丁寧な造りだったからこそ、今も残っているのだろう」と感心していた。入場無料。午前10時~午後6時。近くに臨時駐車場がある。