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「三方よし」食品ロス対策

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新鮮な野菜が並ぶ販売会場(鳥取空港で)
新鮮な野菜が並ぶ販売会場(鳥取空港で)

鳥取のIT企業 規格外野菜を販売

安くて新鮮■農家増収■こども食堂寄付

 フードロス対策の一環として、鳥取市のIT企業が農家から規格外や作りすぎて余った野菜の提供を受け、安価で販売する取り組みを行っている。社員が手弁当で朝どれ野菜の集荷と販売を手掛け、当日売れ残った野菜はこども食堂に寄付する。消費者は新鮮野菜が格安で手に入り、農家の収入アップと企業の地域貢献という「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」として注目されている。(妻鹿国和)

 システム開発やウェブサイト制作の「アクシス」(鳥取市扇町)が昨年10月から始めている。11月末までの毎週末に鳥取空港と八頭町の複合施設「隼Lab.(ラボ)」で計9回販売会を行い、延べ約1000人が来場。鳥取市内のこども食堂を取りまとめている「鳥取市地域食堂ネットワーク」を通じて、十数か所のこども食堂に約5万5000円分の野菜を寄付した。

 今月9日、鳥取空港で再開した販売会には鳥取市や八頭町、岩美町などで朝に収穫したばかりのタケノコやワラビといった旬の野菜の他、葉物や根菜、キノコ類などが並んだ。規格外ながら「新鮮」「安価」とあって約100人が次々と買い求め、午前10時に販売を始めると、予定より1時間早い正午前にはほぼ売り切れた。

 タケノコを購入した鳥取市の会社員杉本正さん(60)は「安くて立派。タケノコご飯にして食べたい」と笑顔。サツマイモやスナップエンドウなどを提供した鳥取市の農家船越則子さん(75)は「これまで廃棄していた野菜を売れる場があるのは、農家にとっては大助かり」、同ネットワーク共同代表の山根恒さん(53)は「販売した日にこども食堂に提供されるので、新鮮な野菜を子どもたちに届けることができ、ありがたい」と感謝の言葉を並べた。

 この日の早朝に、軽トラックで集荷作業をしたというアクシス経営企画室の桑原東子さん(40)は「県中西部の農家にも協力を仰ぎながら、地域のためになる活動を今後も続けていきたい」と話していた。

 今月の販売会は、16日午前11時~午後4時に隼Lab.、23日午前10時~午後1時に鳥取空港で行う(売り切れ次第終了)。

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2044461 0 ニュース 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00 新鮮な野菜が並ぶ販売会場(鳥取市の鳥取空港で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210511-OYTNI50012-T.jpg?type=thumbnail

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