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配送時に使うバッグを背負ってPRする坂本社長(中央)ら=アクシス提供
配送時に使うバッグを背負ってPRする坂本社長(中央)ら=アクシス提供

IT企業「アクシス」 まず3分野

スーパー・飲食店・薬局

 鳥取市のIT企業「アクシス」(坂本哲社長)が、スマートフォンなどで注文を受け、自社で整備した配送網で宅配する独自のプラットフォーム(サービス基盤)をつくり、6月中旬からスーパーの商品や料理を自宅まで運ぶサービスを本格始動させている。配達範囲は当面、JR鳥取駅を中心とした半径数キロだが、将来的には県内全域に広げ、県民の生活向上に貢献したいとしている。(脇孝之)

 県内では人口減少や高齢化が進み、食料品など生活用品を買いに行くのが難しいお年寄りが増えている。こうした課題を解決しようと、ITを活用して構築したのがプラットフォーム「Bird(バード)」で、幅広いジャンルの商品やサービスをスマホなどで注文できるようにし、同社のスタッフが自宅まで届ける。

 昨年10月から実証実験を始め、現在は「Bird」の枠組みを使って、スーパーの商品と飲食店の料理、薬局の医薬品の3分野で展開。分野ごとに名前がついており、スーパー「サンマート」の商品を届けるサービス「トリスト」(配送料・税込み330円)は、食料品や雑貨など約1300点を取り扱っており、1日3回、指定された時間帯に届ける。

 料理を運ぶのは「トリメシ」(同)。「うどん ちよ志」や日本料理店「花のれん」など地域の飲食店が20店舗加盟している。高級食パン専門店やたこ焼き店も含まれており、ランチ便とディナー便がある。地元の徳吉薬局と提携して薬を運ぶ「トリメディ」(配送無料)は当面、鳥取市内の「とうぶ店」と「日赤前店」がサービスの対象。宅配によって、薬局での待ち時間軽減や混雑を避けることで感染症対策につながるメリットがあるという。

 アクシスでは、配送範囲を県東部から広げていき、2023年には米子市、24年以降には県内全域で展開する計画をしている。「Bird」も、将来的には、教育や観光、図書など取り扱うサービスの分野を増やしていくとともに、分野がまたがる複数の商品をまとめて自宅まで届けられるようにして、配送網の効率化を図る。また、利用者が仕事帰りなどに商品を受け取れるように、公民館や空き家を拠点として活用する構想も進めるという。

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2184551 0 ニュース 2021/07/07 05:00:00 2021/07/07 05:00:00 2021/07/07 05:00:00 配達用に使うバッグを背負ってPRするアクシスの坂本哲社長(中央)ら https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210706-OYTNI50016-T.jpg?type=thumbnail

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