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RSウイルス 急拡大

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乳幼児 重症化リスク

先月感染521人 保育施設 対策徹底を

 乳幼児が重症化しやすく、肺炎や気管支炎などを引き起こすRSウイルスの患者数が県内で急拡大している。生後1か月未満の乳児が感染した場合、無呼吸発作を起こして死亡する恐れもあることから、県は感染対策の徹底を呼びかけている。(川本一喬)

 県によると、RSウイルスに感染すると、2~8日間の潜伏期間を経て、発熱や鼻水などの症状が数日続く。特効薬やワクチンはなく、治療は基本的に対症療法となる。多くは軽症で済み、2歳までにほぼすべての子どもが1度は感染するとされているが、生後数週間~数か月の乳幼児や低出生体重児、心臓や肺に基礎疾患を持つ場合は重症化のリスクが高まるため、注意する必要があるという。

 本来は冬場に流行する感染症だが、今年は6月下旬頃から全国的に流行しており、中でも鳥取県は患者数が多いという。県内に19ある指定医療機関のデータを見ると、8月29日までの1週間の1機関あたりの患者数は10・32人で、全国平均の約5倍だった。

 県内の指定医療機関から報告があった累計患者数は923人(9月5日現在)で、昨年1年間の50人を大幅に上回っている。当初は県西部で流行していたが、7月頃からは東部と中部でも患者が増え、8月だけで521人の感染が報告されるなど、県内全域で警戒が必要な状況となっている。

 特に目立つのは、乳幼児が集団生活を送るこども園や保育園などの施設での集団感染。県は10人以上の感染が確認された施設に報告を求めており、9月6日現在で保育園など39施設から計817人の感染が報告されているという。県健康政策課は「昨年は新型コロナウイルスへの感染防止策が徹底されて、RSウイルスが流行しなかった。このため、免疫を持たない乳幼児が多く、感染が広がっているのでは」と分析する。

 RSウイルスは、感染している人の 飛沫ひまつ を吸い込んだり、ウイルスがついた手すりやドアノブなどを触ったりすることでうつり、手洗いうがいやマスクの着用、アルコール消毒が有効とされる。また、重症化のリスクは少ないが、成人も感染するため、注意が必要だという。同課の担当者は「新型コロナと同様の基本的な感染対策が重要。児童施設では、おもちゃなど共用のものをこまめに消毒してほしい」と話している。

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