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セグウェイ(左)を活用して拾い集めた漂着ごみ(2日、鳥取市で)
セグウェイ(左)を活用して拾い集めた漂着ごみ(2日、鳥取市で)
セグウェイから降りて漂着ごみを回収する参加者(2日、鳥取市で)
セグウェイから降りて漂着ごみを回収する参加者(2日、鳥取市で)

セグウェイ体験オプション

鳥取の会社 継続的に景観守る活動

 鳥取砂丘で、海岸線に漂着するごみを電動立ち乗り式二輪車「セグウェイ」に乗りながら拾う取り組みが行われている。楽しみながら環境保全活動に取り組んでもらおうと、自然体験型の「アドベンチャーツーリズム」を提供する鳥取市の会社「SiSS(シーズ)」が砂丘で毎日実施しているセグウェイ体験ツアーに無料オプションとして清掃活動を組み込んでおり、同社は「継続的な清掃で砂丘の景観を守っていきたい」としている。(西村歩)

 鳥取砂丘では、漂着ごみによる景観の悪化などが問題となっており、毎年、春と秋には「鳥取砂丘一斉清掃」が行われている。毎回約4000人が参加しているが、今春は新型コロナウイルスの影響で中止に。秋の参加者は約1600人にとどまったが、約2・5トンのごみが集まった。

 同社によると、波打ち際の漂着ごみの多さに、セグウェイ体験ツアーに参加した観光客の中でも驚く人は少なくないという。そこで、「いつもきれいな砂丘であるためには、一極集中型のボランティア清掃だけでなく、日々持続して行える美化活動が必要ではないか」と考え、今年5月からツアーに清掃活動の無料オプションをつけるサービスを試験的に始めた。

 同社が使用するセグウェイは全長約1メートル10、重さは約50キロ。小回りが利き、起伏がある砂地でも移動しやすいほか、カートなどを活用すれば数十キロの荷物を運ぶこともできる。また、充電式のため、二酸化炭素は排出せず、静音性にも優れているという。

 国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」の17項目の一つ、「海の豊かさを守ろう」を意識した活動であることを説明しており、10月下旬までにツアーに参加した381人全員が清掃の無料オプションを利用。計約430キロのごみを回収したといい、社長の高垣周平さん(42)は「ちりも積もれば山となる」と手応えを感じている。

 また、今月2日には行政向け体験会を開催。県や鳥取市の職員など7人が参加し、インストラクターからセグウェイの乗り方について講習を受けた後、約40分かけて海岸線まで移動して、流れ着いた漁具やペットボトルなどを拾い上げた。鳥取市観光・ジオパーク推進課主事の西村菜美さん(26)は「歩いたら大変だけど、体の負担もなく、子どもからお年寄りまで自然を味わいながら楽しくできるのでは」と話した。

 セグウェイを使った清掃活動は、官民でつくる「鳥取砂丘未来会議」の承認などを経て、車の乗り入れ禁止区域で許可を得て実施している。今のところ、12月末頃までの予定だが、「来年以降も続けていきたい」と高垣さん。「実績を積み重ねることで、清掃エリアの拡大も図っていければ」と話している。

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2551110 0 ニュース 2021/11/27 05:00:00 2021/11/27 05:00:00 2021/11/27 05:00:00 セグウェイを活用して回収した大量の漂着ごみ(2日、鳥取砂丘で)=西村歩撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211126-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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