碧川かたを朝ドラに

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

記念事業のポスターを手に来場を呼びかける吉田さん(境港市で)
記念事業のポスターを手に来場を呼びかける吉田さん(境港市で)
碧川かた=県立博物館提供
碧川かた=県立博物館提供

米子で来月 没後60年事業

三木露風・母 女性解放の先駆

 童謡「赤とんぼ」を作詞した三木露風の母で、大正・昭和期に女性参政権運動に取り組んだ鳥取市出身の 碧川みどりかわ かた(1872~1962年)の没後60年に合わせ、来年1月16日、米子市末広町の市文化ホールで記念事業が行われる。映画や紙芝居の上映などで功績を振り返り、かたをNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の主人公にしようという活動の機運を盛り上げる。(但見易史)

 かたは元鳥取藩家老の家に生まれ、16歳で現在の兵庫県たつの市に嫁いで露風を産んだが、離婚。その後、東京で看護師となり、米子市で少年時代を過ごした新聞記者の碧川 企救男きくお と再婚し、企救男の影響を受けて女性の自立や地位向上を目指す運動に尽力した。女性解放の先駆者として知られ、2017年にはたつの市に「碧川かたを朝ドラの主人公にする会」が発足している。

 記念事業は、県内で顕彰や朝ドラの主人公化を目指す活動に取り組む「碧川かた研究会」と、米子シネマクラブなどでつくる実行委員会が企画。かたと企救男との間に生まれた道夫が技術監督を務め、カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた映画「地獄門」(1953年)を午後2時から、同研究会が作った紙芝居「赤とんぼの母 碧川かたの生涯」を午後3時40分からそれぞれ上映。かたの活動などを紹介するパネル約30枚を会場に展示する。入場無料。

 実行委員長で米子シネマクラブ会長の吉田明広さん(53)は、国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」でもジェンダー平等の実現が掲げられていることに触れ、「かたの生涯は今の時代の朝ドラにぴったり。多くの人にかたの存在を知っていただき、将来の朝ドラ化につなげたい」と話している。

スクラップは会員限定です

使い方
「地域」の最新記事一覧
2617467 0 ニュース 2021/12/22 05:00:00 2021/12/22 05:00:00 2021/12/22 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211221-OYTNI50031-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)