古民家ホテル伝統の町堪能 高岡・金屋町 来月オープン

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サマノコやこけらぶきのひさしなど建築当時を再現した外観(高岡市金屋町で)
サマノコやこけらぶきのひさしなど建築当時を再現した外観(高岡市金屋町で)
内部は木を生かしつつ、所々で金属を感じられる演出となっている
内部は木を生かしつつ、所々で金属を感じられる演出となっている

内装に銅器の技術 長期想定「1棟貸し」

 高岡市の金屋町重要伝統的建造物群保存地区に、明治から昭和初期に建てられた2棟の古民家を改装したホテル「金ノ三寸」が12月にオープンする。家丸ごとを宿泊施設として使う「1棟貸し」で、長期滞在で町並みの風情を楽しんでもらうとともに、ここを拠点に県内外の観光地を巡ってもらう狙いだ。

 金屋町は、加賀藩2代藩主・前田利長が高岡開町に合わせて鋳物師を招き、土地を与えて鋳物づくりをさせたことに始まる高岡鋳物発祥の地とされる。敷地はいずれも道路に面した短冊形で、意匠を凝らした町家や土蔵、作業場など、伝統的な町並みが今も残る。

 改装された古民家は、石畳沿いにある木造瓦ぶき2階建てで、最大8人が宿泊できる「八」と、同4人の「月」の2棟。20~30年ほど空き家になっていたものを、近くの鋳物製造「四津川製作所」の四津川元将代表(58)が家主から借り受けた。

 改装にあたっては、サマノコと呼ばれる細い格子や、こけらぶきを用いたひさしなどの特徴的な外観を生かしながら、内部は黄銅や銅を施したテーブルや飾り棚など高岡銅器の技術を取り入れ、金属を使った大胆なデザインで演出した。寝室を中心とした空間は、間接照明で和の雰囲気を醸し出している。高岡銅器の商品を展示し、生活空間での見え方も感じてもらう。

 四津川代表は、「金屋町を目的に来てくれる人が増えればうれしい。宿の中で目にした高岡銅器の良さも知ってもらえれば」と話し、県民の利用も呼びかけている。

 宿泊開始は12月17日の予定で、近く「金ノ三寸」のホームページを設け、予約などを受け付ける。料金は未定だが、1泊(2人)5万6000円からを想定している。

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1643494 0 ニュース 2020/11/21 05:00:00 2020/11/21 05:00:00 2020/11/21 05:00:00 サマノコやこけらぶきのひさしなど建設当時を再現している外観(高岡市金屋町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201121-OYTNI50003-T.jpg?type=thumbnail

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