大雪被害農業336施設 全市町村 ハウスや畜舎全壊7割
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
県内で続いた大雪で被害を受けた農業施設が、全15市町村の計336棟に上ることが県のまとめで分かった。このうち施設の全壊が7割を占めるという。農業者に電話で聞き取り、13日正午時点の状況のため、被害件数はさらに増える見込みという。
県農業技術課によると、施設の全壊は244棟で、半壊や一部倒壊は59棟、ビニールが破れたりなどの被覆物破損は33棟だった。施設別ではビニールハウスが317棟、畜舎などが8棟、農作業場などが11棟だった。被害のあった施設面積を合計すると、約5万2560平方メートルになる。
被害を受けたビニールハウスの一部では、青ネギやホウレンソウなどの作付けがあった。果樹などの被害は現在調査中という。同課は「これから雪が解けて新たな被害も確認されるだろう。最終的にどれほどの被害になるかはわからない」としている。
無断転載・複製を禁じます