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「ステージ1」きょうから コロナ対策 県「引き続き警戒を」

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 県は2日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、3日午前0時に県内の新型コロナの警戒段階を「ステージ2」から、最も低い「1」に引き下げることを決めた。感染状況や医療提供体制が落ちついたことから判断した。一方、インド型(デルタ型)変異ウイルスの影響によるリバウンド(感染の再拡大)の懸念があり、県は引き続き県民に対策を求める。

 ステージ1への引き下げで、夜間の2時間以上の飲食や県外への不要不急の移動の自粛要請は解除する。県民向けの観光キャンペーンの拡充や、国の「Go To イート」のプレミアム付き食事券の追加発行分の販売や利用も始める。

 一方、感染再拡大を抑えるため、引き続き同居家族以外との会食は短時間で4人以下とし、マスク会食などは求める。まん延防止等重点措置や緊急事態宣言地域との往来は自粛を求める。

 県内は4~5月に感染が拡大した。昨年以降のクラスター(感染集団)全31件のうち、19件が今年4~6月に集中。5月29日には1日の入院者数が過去最多の136人に達するなど医療体制も 逼迫ひっぱく した。6月以降は1日の新規陽性者数がほぼ1桁となり、入院者数も減った。6月29日、ステージを判断する四つの判断指標全てで基準を下回った。

 ただ、東京都などでは感染再拡大の基調がみられている。会議に先立つ新田知事と有識者との懇談で、出席者から「東京のほぼ1か月後、富山県にも感染拡大の波が来ている」との意見も出たという。新田知事は記者会見で「ステージ1でも引き続き『うつさない』『うつらない』行動の徹底をお願いしたい」と訴えた。

 県医師会の馬瀬大助会長は報道陣に「ステージ1でも、決して危険が去ったわけではない。デルタ型は感染力がかなり強いと思う」と述べ、改めて県民に警戒を呼びかけた。

 県は2日、ステージの四つの判断指標の基準を3日から緩和すると発表した。「入院者数」は基準100人未満から140人未満、「新規陽性者数」は2・5人未満から10人未満に緩和するなどした。病床数が増えたことなどが理由という。

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