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風の盆今年も中止 運営委 「伝統継承に危機感」

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おわら風の盆の2年連続中止を決めた運営委(2日、越中八尾観光会館で)
おわら風の盆の2年連続中止を決めた運営委(2日、越中八尾観光会館で)

 富山市八尾町地区で毎年9月1~3日に開かれる伝統行事「おわら風の盆」の運営委員会は2日、臨時総会を開き、昨年に続き中止することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためという。

 風の盆は江戸時代から続く豊作祈願の祭り。三味線や 胡弓こきゅう の音色が響く中、三日三晩踊り明かすことで知られ、毎年約20万人が訪れる富山を代表する伝統行事だ。

 6月に行われた運営委の総会では、感染防止策をとった上での開催を目指し、入場ゲートを設けたり、見物客の人数を制限したりするなどの案が出ていた。

 しかし、新型コロナの収束やワクチン接種の状況が見通せないことや、東京五輪・パラリンピックの影響で県警や警備会社が十分な警備人員を割けず、密を避けるのが難しいことなどを考慮して中止を判断した。

 期間中の深夜や未明に行われる自主的な町流しも自粛を求め、8月下旬の前夜祭も行わない。

 運営委の金厚有豊会長は「2年連続の中止となり、伝統文化の継承に危機感がある。来年の開催に向けて取り組みを進めたい」と話した。

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2175271 0 ニュース 2021/07/03 05:00:00 2021/07/03 05:00:00 2021/07/03 05:00:00 おわら風の盆の2年連続中止を決めた運営委(2日、越中八尾観光会館で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210702-OYTNI50048-T.jpg?type=thumbnail

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