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県が設置を予定している車いすでも使える複合遊具(県提供)
県が設置を予定している車いすでも使える複合遊具(県提供)

 県は、富山市秋ヶ島の県空港スポーツ緑地に、障害がある子供も安心して遊べるインクルーシブな遊具を試行的に設置する。県庁の各部局が様々な課題に挑戦できる今年度当初予算の「サンドボックス(砂場)」枠を活用し、事業費520万円を計上した。保護者らにアンケート調査も行い、常設の可否などを検討する。

新遊具3種 県が試行

 「インクルーシブ」は「全てを含んだ」を意味し、昨年3月には東京都世田谷区の都立砧公園に車いすでも楽しめる迷路などが設置され話題となった。こうした「インクルーシブ公園」は、障害のある子供とない子供が交流する場としての役割も大きく、全国で広がりを見せている。

 県が設置に動いたのは、緑地の指定管理者である造園会社「野上緑化」(富山市新保)から提案を受けたのがきっかけだ。同社は障害者の雇用を積極的に進めるほか、障害児の運動会開催などを通して福祉関係者から「障害のある子供が安心して遊べる場所がない」という声を多く聞いていた。「地域での共生社会の実現につながれば」。そんな思いが提案につながったという。

 県も、ニーズの高まりや社会的意義を理解して導入の検討を開始。緑地内のゲートボール広場に9、10月、ベルト付きの3連ブランコと内向きに座る回転遊具、車いすでも使える複合遊具の3種類を試行的に設けることを決めた。

 県は、障害者団体や学校などに設置を伝えるPRチラシを配布し、期間中には利用者や保護者にアンケート調査を実施。利用した感想や人気の遊具、必要性の有無などを確かめる。健常者では危ないと感じなくても、障害児が危険にさらされる可能性もあり、そういったリスクも把握して、常設の可否や常設した場合の課題解決などにつなげたいとしている。

 野上緑化の社員で、緑地の管理事務所長でもある長谷川暁信さんは、「試行期間中にいろんな方の意見を踏まえた上で常設という形になってほしい。全ての障害に対応するのは難しいと思うが、子供たちそれぞれが楽しめる公園が県内全域に広がっていけばうれしい」と話している。

 サンドボックス枠は、現場の視点やアイデアを生かして新たな課題に迅速に対応するため、今年度から初めて導入された。各部局が1000万円を上限に施策を試行する。

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2280754 0 ニュース 2021/08/13 05:00:00 2021/08/13 05:00:00 2021/08/13 05:00:00 県が設置予定の車イスでも使える複合遊具=県提供撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210812-OYTNI50024-T.jpg?type=thumbnail

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