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日本クルーズ客船(大阪市)のクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」が13日、伏木富山港に寄港した=写真=。クルーズ船が県内を訪れるのは2019年9月以来。20年にはクルーズ船で新型コロナウイルスの集団感染が起きており、県は対策を徹底して船を迎えた。
同船は9日、乗組員や乗客など363人を乗せて神戸港を出発。室蘭(北海道)や清水(静岡県)などを経由して日本を1周し、18日に神戸に帰る。富山には13日午前8時頃に着港。船から下りた乗客はバスに乗って、高岡市内や富山市岩瀬地区の散策に出かけていた。
県によると、20~21年には、クルーズ船の寄港が3回予定されていたが、コロナの影響で中止されていた。
クルーズ船を巡っては20年2月、海外から横浜港に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で700人以上の新型コロナ感染者が確認され、国などが安全対策の指針をまとめていた。県も港湾管理者として昨年、運航会社との連携方法を定めたマニュアルを策定していた。