メモ入力
-最大400文字まで
完了しました

北信越5県の聴覚障害者たちが一堂に会して、野球やバドミントンなどの競技で競い合う、「第71回北信越ろうあ者体育大会」(読売新聞北陸支社など協賛)の卓球競技が29日、高岡市古城の東洋通信スポーツセンターであった。
卓球競技は28日から2日間行われ、新潟県を除く4県から、20~60歳代の男女計29人が参加した。29日は、男女シングルスなどの試合があり、熱戦が繰り広げられた。このうち、男子シングルスは滑川市、地方公務員蜷川優也さん(30)が、女子シングルスは金沢市、会社員土倉
試合後、蜷川さんは「何よりも、ケガなく終えられたことが一番。仲間と一緒に卓球ができて楽しかった」と頬を緩めた。優勝が決まった後、涙を流した土倉さんは「夢を見ているような気持ち。今後は競技人口が増えるようにアピールしていきたい」と語った。