南砺 ウクライナ避難民へ癒やしロボ「パロ」

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パロを受けとった医療機関の関係者ら(在ポーランド日本大使館提供)
パロを受けとった医療機関の関係者ら(在ポーランド日本大使館提供)
多くの人の心を癒やしてきたパロ(知能システム提供)
多くの人の心を癒やしてきたパロ(知能システム提供)

 ロシアの軍事侵攻でウクライナを追われた避難民の心をケアするため、癒やし効果を持つアザラシ型ロボット「パロ」を製造販売する「知能システム」(南砺市)が、パロ4体をポーランドの医療機関に寄贈した。

 パロはセンサーが内蔵され、なでると鳴き声を上げたり、体を動かしたりして反応する。2002年には「世界一癒やし効果があるロボット」としてギネスブックに登録され、アメリカでは医療機器として認証されている。国内でも、東日本大震災や熊本地震の被災者の心を癒やすためなどに使われてきた。

 パロを開発した産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の柴田崇徳・上級主任研究員が寄贈を企画し、日本貿易振興機構(ジェトロ)のワルシャワ事務所が心の支援に取り組む二つの医療機関を探した。寄贈は、パロがチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故後に小児がんになった子どもの支援に活用されたことも決め手になった。

 寄贈は1日、ワルシャワの日本大使館で行われ、2か所の病院の関係者に2体ずつ手渡された。病院では戦闘で傷ついた子どもたちを運ぶ際に救急車で活用することも検討されているという。

 柴田さんは「多くの人がつながって贈呈できた。医療機関と情報を交換し、避難民の症状に合わせて、どのようにパロを運用すればよいか研究をさらに進めたい」と話している。

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