無二の風景 魅力踏みしめて

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古民家を再利用したオフィスで「年に6回は来日、熊野古道も15回以上、踏破しました」と話すマットさん(田辺市中辺路町で)=山口景子撮影
古民家を再利用したオフィスで「年に6回は来日、熊野古道も15回以上、踏破しました」と話すマットさん(田辺市中辺路町で)=山口景子撮影

 ◇熊野古道に観光客を呼び込む英国人経営者

 ◇マット・マルコムソンさん 50

 日本の奥地を紹介したい――。そんな思いから名付けられた旅行会社「奥ジャパン」が、田辺市の熊野古道沿いの古民家に店舗を構えている。欧米の個人旅行者を中心に、年間4000人以上を案内。英国人経営者のマット・マルコムソンさん(50)は「歴史的な風景が残る熊野古道は唯一無二の場所」と魅力を語る。

 同社は2005年にロンドンで創業。当初は日本人に英仏ツアーを紹介していたが、日本観光熱の高まりを受け、ターゲットを転換。「世界の観光コースの中でもトップクラス」と、15年に古道沿いに支店を設けた。

 「観光ニーズは激変している。今は、歩いて歴史と文化を体感する“ソフトアドベンチャー”が人気」と語る自身も、10代で世界一周に挑んだ際、日本人の“おもてなし”に魅了され、その後、東京や奈良、宮崎に計15年間滞在。そんな経験から、中辺路では3~5泊のコースを提供する。「日帰りでは、テーマパークに行くのと同じだから」とほほ笑む。

 悩みは、宿泊施設の少なさ。ただ、「地元になじまないホテルは抵抗がある」といい、古民家の1棟貸しや、足湯や農園を備えた施設の新設計画を進める。「衣食住が均質化し、ネットで常に情報が行き交う時代に、誰もが疲れている。熊野を訪ね、ここにしかない土と石の道を踏みしめてほしい」

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15596 0 ひと模様 2018/04/06 05:00:00 2018/04/06 05:00:00 古民家を再利用したオフィスで「年に6回は来日、熊野古道も15回以上、踏破しました」と話すマットさん(田辺市中辺路町で)=山口景子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180405-OYTAI50020-T.jpg?type=thumbnail

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