「2校春切符」

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 ◇「第91回選抜高校野球」

 第91回選抜高校野球大会の出場校が発表された25日、県内からは、智弁和歌山が2年連続13回目、市和歌山が3年ぶり6回目の出場を決めた。21世紀枠校を除き、県勢2校が出場するのは、1996年の智弁和歌山、伊都以来23年ぶり。知らせを聞いた両校の選手らは、甲子園での活躍を誓った。(坂戸奎太、吉田清均)

 

 ◇新監督「優勝胴上げを」

 ◇智弁和歌山

 午後4時前、藤田清司校長がグラウンドで、「選抜出場が決まった。甲子園で『智弁旋風』を起こして」と選手たちに伝えると、ハイタッチするなどして喜びを爆発させた。“定番”の監督の胴上げは、「甲子園でしてもらう」と中谷じん監督(39)が自ら断り、記念撮影などに臨んだ。

 一昨年夏から4季連続の甲子園出場となったが、昨秋に就任した中谷監督の下では初出場となる。中谷監督は「本当に選ばれるのかと、今日までモヤモヤしていたので、安心した」と笑顔を見せた。

ガッツポーズで喜ぶ智弁和歌山の選手ら(和歌山市で)
ガッツポーズで喜ぶ智弁和歌山の選手ら(和歌山市で)

 昨年の選抜大会で準優勝したメンバーで、主将の黒川史陽二塁手(2年)、東妻純平捕手(同)らが主力として残っており、昨秋近畿大会の準々決勝では、公式戦で連敗中だった大阪桐蔭(大阪)を5―2で下し、4強入り。池田泰騎投手(1年)が好投するなど新戦力も台頭している。

 黒川選手は「自分たちの力でつかみとった甲子園。今からわくわくしている」と話し、東妻選手は「気負いはない。攻守でチームを引っ張りたい」と胸を張った。高嶋ひとし名誉監督(72)も姿を見せ、「昨年の準優勝旗を返し、優勝旗を持って帰ってきて」とエールを送っていた。

 1985年の初出場以来、優勝1回、準優勝3回。夏も計23回出場し、優勝2回。OBに日本ハムの西川遥輝選手ら。準優勝メンバーの林晃汰選手は、広島にドラフト3位で入団した。

 

 ◇秋季大会 リベンジへ

 ◇市和歌山

帽子を空高く投げて喜びを表す市和歌山の選手たち(和歌山市で)
帽子を空高く投げて喜びを表す市和歌山の選手たち(和歌山市で)

 市和歌山には午後3時半頃、日本高野連から連絡が入り、勝本泰弘校長が「ありがたくお受けいたします」と応じた。選手や監督が待機するグラウンドで、「夏に惜しくも甲子園出場を逃した3年生の思いを胸に頑張ってほしい」と激励。選手たちはガッツポーズをしたり、「絶対勝つぞ」と意気込んだりして喜んだ。

 昨秋の近畿大会準々決勝で龍谷大平安(京都)に敗退したが、優勝した同校と終盤まで接戦を繰り広げた実力が認められ、近畿の6校目に滑り込んだ。

 今年のチームは、守りが自慢。内野の要・緒方隆之介遊撃手(2年)を中心に粘りの野球を貫く。新チームから「背番号1」を任された岩本真之介投手(1年)が順調に実力を付けているほか、昨夏のエースだった柏山崇投手(2年)も控える。

 春夏連続出場した2016年以来の甲子園に向け、半田真一監督(38)は「全国の舞台で『和歌山の高校野球は智弁和歌山だけじゃない』という姿を見せたい」と力を込め、主将の米田航輝捕手(2年)は「選ばれてすごくうれしい。秋の近畿大会で負けた相手も出場するので、甲子園でリベンジしたい」と意気込んでいた。

 前身の市立和歌山商業高時代の1965年選抜大会で準優勝。夏の甲子園には5回出場。OBに元阪神監督の藤田平さん、ロッテの益田直也選手、ヤクルトの川端慎吾選手ら。

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303784 0 ニュース 2019/01/26 05:00:00 2019/01/28 13:32:52 2019/01/28 13:32:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190125-OYTNI50060-T.jpg?type=thumbnail

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