○やハート形 観賞ユーカリ

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ユーカリの栽培に取り組む山田さん(海南市で)
ユーカリの栽培に取り組む山田さん(海南市で)

 ◇海南など 栽培広がる

 ◇手間かからず 放棄地対策に

 コアラが食べることで知られる、ユーカリが近年、観賞用植物として人気を集め、県内でも海南市などで栽培が広がっている。丸やハートなど様々な形の葉があり、落ち着いたグリーンの色合いが好評という。農家にとっても、栽培の手間もあまりかからない利点もあり、JAながみね(本店・海南市)は「いずれはブランド化を目指したい」と期待している。(道津保)

 海南市の山田隆英さん(68)は、約5種類のユーカリ約1000本を栽培している。

 収穫期が主に9月~翌年3月と長く、「自分の都合に合わせて作業できる」という。山田さんは、田んぼだった土地を使っており、「耕作放棄地対策にもなるのでは」と話す。苗を植えた後、雑草を抜くのに気を使うくらいで、後はあまり手がかからない点も魅力だ。

 JAながみね海南営農生活センターによると、海南市や紀美野町でユーカリを栽培する農家は2009年に4戸だったが、今は25戸が手がける。枝葉が軽く、高齢者にも育てやすいことから、この1~2年で栽培農家が増えた。

 品種によって葉の形が丸、ハート、スペードなど様々で、若い女性を中心に人気を集める。「かわいい雰囲気になる」と結婚式のブーケに用いたり、「母の日」のカーネーションに添えたり、といった需要がある。ドライフラワーにもよく使われるという。

 JAながみねでは、関西方面に出荷。同センターの営農担当、宮脇敏彰さん(32)は「静岡や愛媛でも栽培が盛ん。ミカン産地の気候に合っているようだ」と話している。

 JA県農の野菜花き販売課によると、県内では、紀の川市や有田川町などの農家も含め、約35戸が生産しており、「花と違い、余裕を持って収穫できる。今後、参入する農家が増えそうだ」としている。

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437935 0 ニュース 2019/02/10 05:00:00 2019/02/10 05:00:00 2019/02/10 05:00:00 ユーカリの栽培に取り組む山田さん(海南市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190209-OYTNI50044-T.jpg?type=thumbnail

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