熊野川下り川舟 新造

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進水式 CFで資金募り

完成した新しい川舟の進水式でお神酒をかける田岡・新宮市長(三重県紀宝町で)
完成した新しい川舟の進水式でお神酒をかける田岡・新宮市長(三重県紀宝町で)

 川の参詣道・熊野川を下る木造の川舟1隻が、インターネットで賛同者に資金を募る「クラウドファンディング」(CF)を使って新造され、24日、進水式が行われた。

 川舟下りは、新宮市熊野川町から熊野速玉大社までの約16キロを約1時間半かけて下る人気の観光イベント。だが、市によると就航から14年を経て全4隻が老朽化。新しい舟の導入を検討したが、8年前の紀伊水害の被害もあって費用を捻出できず、CFの利用を決めた。

 運営する一般財団法人「熊野川町ふれあい公社」(同市)が昨年12月から今年1月末まで協力を呼びかけたところ、全国から244万2000円が寄せられた。

 依頼を受けた三重県紀宝町の船大工、谷上嘉一さん(77)が、杉やケヤキなど地元の木材を使い、2か月かけて製作。長さ8・7メートル、幅1・8メートルの舟(定員14人)を完成させた。

 この日午前7時、熊野川河川敷で行われた進水式では、田岡実千年・新宮市長が「多くの方々の支援をいただき感謝する。新しい川舟で、熊野の良さを体感してほしい」と述べた。その後、舟は、米と塩が供えられ、お神酒が注がれた後、熊野川に進水した。

 谷上さんは「全国からの思いを感じながら心を込めて作った。無事に進水できてうれしい」と話していた。新しい舟は検査などを経て、6月下旬から運航する予定。

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601744 0 ニュース 2019/05/25 05:00:00 2019/05/25 05:00:00 2019/05/25 05:00:00 完成した新しい川舟「速玉」の進水式でお神酒をかける田岡市長(三重県紀宝町で)=山口景子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/05/20190524-OYTNI50057-T.jpg?type=thumbnail

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