ウミガメの未来 考える

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産卵のため千里の浜に上陸するアカウミガメ(みなべ町で)=町教委提供
産卵のため千里の浜に上陸するアカウミガメ(みなべ町で)=町教委提供
千里の浜に産み落とされたアカウミガメの卵(みなべ町で)=町教委提供
千里の浜に産み落とされたアカウミガメの卵(みなべ町で)=町教委提供

11月15~17日 みなべで全国会議

 全国的に減少が懸念されるウミガメの産卵の現状や保護活動などを話し合う「第30回日本ウミガメ会議みなべ大会」が15~17日の3日間、みなべ町内で開かれる。県内での開催は26年ぶり2回目で、ウミガメの子どもに触れられる一般向けのイベントもある。同町の「千里の浜」は、本州最大級のアカウミガメの産卵地でもあり、関係者は「会議を通してウミガメへの理解と保護の機運が広がれば」と期待している。(森本寿夫)

砂浜見学や産卵状況報告

 研究者や学生、地域の保護団体関係者らでつくるNPO法人「日本ウミガメ協議会」が中心になり毎年、全国の産卵地などで開催。県内では、1993年に旧南部町(現・みなべ町)で初めて開かれて以来となる。

 千里の浜では、地元住民が80年代初めから、上陸回数などを調査。現在は、同協議会や町内の「みなべウミガメ研究班」が上陸・産卵回数のデータを積み重ねているほか、地元の各種団体が海岸の清掃や砂浜のパトロールをしている。

 大会には、全国で保護に取り組む団体関係者や研究者ら200人以上の参加が見込まれる。15日は、みなべ町が町内外の団体の調査活動の拠点として昨年建設した「千里ウミガメ館」や砂浜の見学会、産卵場所でのふ化率調査などが予定されている。

 会議は16、17日、みなべ町の「ホテル&リゾーツ 和歌山みなべ」で開催。各地の上陸・産卵状況が報告されるほか、プラスチック類などの海洋ごみがウミガメに与える影響などを話し合うミニシンポジウム「ウミガメとゴミ」、口頭やポスターによる研究・保護活動の発表などがある。

 16日は、会場駐車場内特設会場でウミガメの子どもなどに触れられる「移動水族館&移動博物館」(午前10時~午後4時)も予定。家族で楽しめる。

 町や町教委などでつくる大会実行委員会の担当者は「みなべ町をはじめ、全国のウミガメの現状を知るとともに、海洋ごみの問題など、ウミガメの視点から自然環境について考えてもらえれば」と話している。

 県内参加者と高校生以下は無料。問い合わせは、実行委事務局の町教委(0739・74・3134)。

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889221 0 ニュース 2019/11/09 05:00:00 2019/11/09 05:00:00 2019/11/09 05:00:00 産卵のため千里の浜に上陸するアカウミガメ(みなべ町で)=町教委提供撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191108-OYTNI50052-T.jpg?type=thumbnail

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