広報紀の川 5年連続V

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広報誌を手に「まちの魅力を分かりやすく伝えたい」と語る山本さん(紀の川市で)
広報誌を手に「まちの魅力を分かりやすく伝えたい」と語る山本さん(紀の川市で)

県コンクール 農園特集で受賞

 紀の川市の広報誌「広報紀の川 1月号」が、県内各市町村が発行する広報誌の内容や写真の出来栄えを競う、「第17回県広報コンクール」(県広報協会主催)の「広報紙の部」で、5年連続の1位となった。受賞作品は、果樹農園などが取り組む6次産業化を特集。果物を通じたまちづくりに取り組む同市の魅力をアピールした。(細田一歩)

旬の話でひと・まちつなぐ

 同コンクールは、県内の各市町村と県が会員の同協会が、自治体の広報技術のレベルアップを目指して毎年開催。今回は昨年1~12月に発行、発表された作品が対象で、市部と町村部に分かれた「広報紙の部」のほか、「写真の部」とPR動画などの「映像の部」の3部門で、それぞれ出来栄えを競った。

 紀の川市では、毎月旬の話題を特集。今回、広報紙の部で1位となった「広報紀の川 1月号」では、市秘書広報課の山本真緒さん(31)が中心となり、2018年4月に新鮮な果物を使ったパフェやフルーツサンドを提供するフルーツパーラーをオープンした同市粉河の農園「観音山フルーツガーデン」を取材。同園でインターンシップ(就業体験)をした外国人男性が、レモンを収穫する様子の写真が表紙を飾った。

 オープン当初から20回以上の取材を重ね、ミカンジュースなどの加工品を生産するまでの過程や、果物が傷むのを防ぐために手作業で選果していることなどを紹介。英語や中国語のホームページを開設し、フルーツパーラーのメニューを多言語化するなど、更なる発展を見据えた歩みもつづった。

 また、取材範囲を広げ、同園のような農家が生産から加工、販売までを手掛ける6次産業化についての経営専門家や、外観が傷んで廃棄される農産物の活用を目指す若手農家の思いも聞き、6次産業化に興味のある人たちへ、「未来の農業を変えるため、一歩踏み出す勇気を持って、前向きにチャレンジしてみませんか」というメッセージで締めた。

 山本さんは「たくさんの話を聞き、農業の可能性は無限大だと感じた。書き切れないことの方が多かったけど、とにかく分かりやすく伝えようと思った」と話す。

 紀の川市は、広報担当者が入れ替わりながらも、同コンクールの広報紙の部で10回以上1位に輝いており、市民に旬な情報を分かりやすく伝えようという伝統は引き継がれている。現在、同課で広報誌制作のリーダーを務める岩橋千明さん(48)は「表題でもある『ひととまちをつなぐ』をより感じてもらえる広報誌を作っていきたい」と話している。

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1119642 0 ニュース 2020/03/21 05:00:00 2020/03/21 05:00:00 2020/03/21 05:00:00 広報誌を手に「まちの魅力を分かりやすく伝えたい」と語る山本さん(紀の川市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200321-OYTNI50002-T.jpg?type=thumbnail

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