路面に大文字 事故減少

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

岩出の追突多発地点

備前交差点手前の道路にデザインされた「追突警戒」の文字(岩出市で)
備前交差点手前の道路にデザインされた「追突警戒」の文字(岩出市で)

 追突警戒――。ドライバーに注意を促す文字を道路の表面にデザインするなど、工夫した事故防止の取り組みが県内で進められている。事故が多発していた岩出市内の交差点では、発生件数が大幅に減るという効果も出始めている。(大田魁人)

観光地でも計画

 岩出市にある国道24号の備前交差点では2018年、36件もの事故が起きた。そのため、県警の「交通事故多発交差点ワーストランキング」で1位となり、県内で最も交通事故の多い交差点とされていた。

 ところが、19年、事故は28件に減少。ワーストランキングも7位に下がるという改善が見られた。

 事故減少の一因になったのが、道路の表面に凝らしたちょっとした工夫だった。この交差点で特に多いのは追突事故だった。そこで、岩出署が19年9月、交差点の数十メートル手前の道路表面に「追突警戒エリア」という白文字を施した。さらに、その文字列の両端を、青い印で囲った。

 「見慣れない青色が視界に入れば、その先の文字列にも注意が向くはず」と考えたという。

 その結果、追突事故は18年の18件に対し、19年は9件と半減。特に青い印をつけて以降の4か月間は2件だけだった。担当者は「文字や青色だけで事故が減ったわけではないが、一定の効果はあった」とみている。

 観光地でも同様の取り組みが計画されている。県は来月以降、高野山(高野町)や白良浜(白浜町)など6か所で、信号がない横断歩道の手前の車道を赤や黄色などの色でカラー舗装する。

 視覚に強く訴える色で車道を塗りつぶすことで、横断歩道の手前で一時停止するようドライバーに注意を促す。さらに、カラー舗装の区間にさしかかる手前の車道にはわずかな凸凹を設け、車内に振動を起こすことで減速させる。

 日本自動車連盟が18年に行った全国調査によると、信号機のない横断歩道の手前で一時停止する車の割合は、県内は1・4%で、全国平均(8・6%)を大きく下回っている。

 県は「カラー舗装の効果が実証されれば、今後増やしていきたい」としている。

無断転載禁止
1130884 0 ニュース 2020/03/27 05:00:00 2020/03/26 22:45:29 2020/03/26 22:45:29 備前交差点手前に設置された道路標示(岩出市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200326-OYTNI50036-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

参考画像
100円割引
参考画像
5000円以上お買上で5%OFF(マイカーで御来店のお客様のみ、特価品、食料品は除く)

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
挑むKANSAI
読売新聞社からのお知らせ