森の香り 広がるチョコ
完了しました
新宮の企業 天然オイル2種使用

バレンタインデー(14日)を前に、新宮市緑ヶ丘のアロマ製造販売会社「エムアファブリー」が森の香りがするチョコレートの販売を始めた。同社の竹原真奈美代表は「ひと口ほおばると広がる森の香りで、コロナ禍の不安も溶かしてもらえれば」とPRしている。
県内産の芝原スギ、クロモジ(クスノキ科)から抽出した2種類の天然オイルで香り付けしたチョコレート「熊野の香り 4896」で、木の香り成分が溶け込んださわやかな後味が特徴だ。
2017年から毎年冬の時期に日高川町の会社に製造を委託し、販売してきたが、今シーズンは、コロナ禍で売れ残る可能性が懸念されることから、見送りを検討していた。しかし、バレンタインデーを前に、問い合わせや激励のメッセージが多数寄せられたことから、製造・販売を決めたという。
8個入り(40グラム)1490円、16個入り(80グラム)2570円(いずれも税込み)。問い合わせは同社(0735・22・0662)へ。