和歌山に新バスケチーム
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聴覚障害者メンバーに 26年度 Bリーグ参入目標
県内外で障害者支援事業に取り組む認定NPO法人「one―s future(ワンズ フューチャー)」(紀の川市)が、聴覚障害者をメンバーに加えたバスケットボールの男子クラブチーム「ONELYS(ワンリーズ) wakayama」を4月に設立すると発表した。2026年度にプロリーグ「Bリーグ」への参入を目指す。
同法人は、県内や大阪府で障害者支援施設の運営やチャリティーイベントを開いているほか、大阪、三重両府県などで聴覚障害者のメンバーが活躍するバスケチームを所有している。今回は「夢を持てるプロチームを和歌山につくりたい」と設立に至ったという。
新チームは、4月から県内リーグに所属し、和歌山、紀の川両市を拠点に活動を開始する。すでに先行募集により聴覚障害者を含めた8選手の所属が決まっており、最終的には、15人程度の選手が所属するチームになるという。近畿地方の地域リーグやBリーグへの進出を念頭に成績を伸ばし、協賛企業を募って資金を集める。
26日に和歌山市内で記者会見に臨んだチーム代表の上田