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新道の駅 高級果実前面

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かつらぎ「くしがきの里」

 かつらぎ町滝の道の駅「くしがきの里」が刷新され、再オープンした。一級品の県産果物に特化した直売所をメインに、町産フルーツを使ったデザートが食べられるカフェと、しょうゆやミカンジュースなど県内特産品を集めたコーナーも開設。運営会社の「紀農人きぐり」(かつらぎ町)は「値の張る商品が多いが、本当に質が高い果物を広く知ってもらいたい」と意気込んでいる。(坂戸奎太)

特化した直売所 カフェも

再オープンした道の駅「くしがきの里」
再オープンした道の駅「くしがきの里」

 旬のかんきつ類「不知火しらぬい」三~四つで800円(税込み)、イチゴ1パックで750円(同)、ハッサク四つで700円(同)――。再オープンした4月29日、館内の販売コーナーに平均的な価格より高値が付けられた果物がずらりと並んだ。

 ハッサクを購入した主婦(52)は「以前に町内のかんきつ類を購入しておいしかったので、また買いに来た。おいしければ値段が高くても気にならない」と笑顔だった。

 2016年にオープンしたくしがきの里は、これまで県内産の農産物や県外産の菓子や魚料理などを販売し、年間19~27万人を集客。これまでは紀の川市の事業者が指定管理者として運営してきたが、今年度から紀農人に代わり、3月21日~4月28日に休館して売り場の改修などが行われてきた。

地場産のフルーツなどが並ぶ売り場(かつらぎ町で)
地場産のフルーツなどが並ぶ売り場(かつらぎ町で)

 紀農人は、いずれも町内農家の西岡宏倫ひろのりさん(47)、楠本真人さん(43)、井上現さん(49)の3人が、くしがきの里の運営を目的に昨年12月に設立。社名は「紀州」「農家」「人々」に「農業(アグリカルチャー)」を掛け合わせている。

 西岡さんらによると、町内では質の高い果物が豊富に生産されているが、まとめて購入できる場所が少なく、消費者にPRできていないという。不知火や柿を生産している西岡さんもこれまで主に直売所やインターネット上で販売してきたが、安売り品から贈答用まで一緒に並ぶ直売所では高級品をPRするには発信力が弱く、ネットでは購入前に直接品を見てもらえないため、商品の良さを伝えきれないデメリットを感じていた。

カフェで食べられる「まりひめ苺のマリトッツォ」(かつらぎ町で)
カフェで食べられる「まりひめ苺のマリトッツォ」(かつらぎ町で)

 西岡さんのようにJAを通さず、直売所やネットを駆使する農家は若手を中心に増えているといい、贈答用や一級品を出品する場として、くしがきの里を運営していくという。味や傷、色、大きさなどのチェックは紀農人側が行い、無傷など基準をクリアした品が店頭に並ぶ。今後、町内を中心とした数十農家や紀農人のメンバーが出品する予定だ。

 ほか、併設するカフェ「KIGURI CAFE」では、町内産のイチゴをパンで挟んだ「まりひめいちごのマリトッツォ」(税込み600円)や、町内産かんきつ類やイチゴを使った「季節のフルーツ盛り沢山だくさんのアイス」(同1000円)なども楽しめる。

 西岡さんは「くしがきの里が扱う商品は質が高い果物だと広く知ってもらえれば、店頭に並ぶ品にブランド価値がつく。『フルーツ王国』の本当においしい果物を楽しんでほしい」と話している。

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2042080 0 ニュース 2021/05/11 05:00:00 2021/05/11 05:00:00 2021/05/11 05:00:00 刷新して再オープンしたくしがきの里(かつらぎ町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210510-OYTNI50034-T.jpg?type=thumbnail

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