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鉄の瓦 中国・明代に使用

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日高川・道成寺保管 県博 8月に展示

 日高川町の道成寺に保管されていた鉄製の丸瓦が、16世紀前半の中国・明代に、河北省にある「鉄瓦寺」で使われていた瓦だったことがわかった。今春、県立博物館(和歌山市)が鑑定し、判明した。8月28日から同博物館で開催される企画展「きのくにの宗教美術―神仏のさまざまな姿―」で展示される。

蓮華や唐草の文様が描かれた中国・明代の鉄製の瓦(日高川町の道成寺で)
蓮華や唐草の文様が描かれた中国・明代の鉄製の瓦(日高川町の道成寺で)

 瓦は、半円筒形で長さ約30センチ、直径約14センチ。鉄で薄く作られており、重さは同じサイズの土の瓦とほとんど変わらないという。鑑定した同博物館の大河内智之・主任学芸員によると、表面に蓮華れんげや唐草の文様が描かれ、明代の元号「正徳」(1506~21年)の銘文があることなどから、中国からの伝来品と推定される。

 鉄の瓦を屋根に使う例は近代以前にはないといい、土の瓦より丈夫で、仏法を末永く継承していくという願いから鉄瓦寺で使われたとみられる。同寺の鉄瓦は、ほかに東京国立博物館に3点所蔵されているが、国内での発見は珍しいという。

 一方、瓦は道成寺の倉庫で長年保管されていたが、伝わった経緯は不明で、小野俊成住職は「全国の他の寺院にも、鉄の瓦が眠っているのではないか。これを機に日本への伝来の経緯が明らかになればうれしい」と話していた。

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2044816 0 ニュース 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00 蓮華や唐草の文様が描かれた中国・明代の鉄製の瓦(日高川町の道成寺で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210511-OYTNI50043-T.jpg?type=thumbnail

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