読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

稲むらの火の館 気象庁表彰

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

地震や津波 知識普及評価

 安政南海地震(1854年)の際、稲わらに火をつけ、人々を高台へと避難させた豪商・浜口梧陵の偉業を伝える「稲むらの火の館」(広川町広)が気象庁長官表彰を受賞し、10日に同館で表彰状が伝達された。地震や津波に関する知識の普及啓発に貢献した功績が高く評価され、関係者は今後も防災活動に取り組む決意を新たにしていた。(豊嶋茉莉)

表彰状を手にする崎山館長(左)と石井台長(広川町で)
表彰状を手にする崎山館長(左)と石井台長(広川町で)

 「稲むらの火の館」は2007年4月に開館し、これまでに40万人以上が訪れた。小学生の修学旅行など団体客が多く、地震・津波の危険や、災害発生時の避難の必要性などを伝えてきた。崎山光一館長は「専門知識を持つ学芸員はいないが、『次の災害では犠牲者0に挑戦』を合言葉に活動してきた」と話す。

 気象庁は毎年、前身の東京気象台が天気と地震の観測を始めた明治8年(1875年)6月1日に合わせ、1日を気象記念日として、気象に関連した功績のあった機関や団体を表彰している。

 県内ではこれまでに、雨量観測所や気象観測所の管理を委託されている白浜町消防本部や県林業試験場、県立紀北農芸高校などが表彰された。同館のように、気象庁の業務と直接の関係がない機関が受賞するのは珍しいという。

 10日に同館で、和歌山地方気象台の石井嘉司よしもり台長が、崎山館長に表彰状を手渡した。石井台長は「南海トラフ巨大地震に遭遇するのは、おそらく今の子どもたち。日頃からの普及啓発が大切」と同館に期待を寄せた。崎山館長は「表彰を活動の糧に、頑張りたい。早めの避難を訴え続けていく」と意気込みを述べた。

無断転載・複製を禁じます
2117044 0 ニュース 2021/06/11 05:00:00 2021/06/11 05:00:00 2021/06/11 05:00:00 表彰状を手にする崎山館長(左)と石井台長(広川町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210611-OYTNI50008-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)