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市和歌山 投打で圧倒

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 第103回全国高校野球選手権和歌山大会は15日、和歌山市の紀三井寺球場で2回戦3試合が行われた。春の選抜高校野球大会に出場した市和歌山は県和歌山に6回コールド勝ちと順調な滑り出しを切った。和歌山工は田辺との接戦を制し、桐蔭は和高専に快勝した。16日は2回戦3試合が同球場で行われる。

市和歌山11―1県和歌山

県和歌山―市和歌山 2回市和歌山2死2塁、2点本塁打を放つ松川(紀三井寺球場で)
県和歌山―市和歌山 2回市和歌山2死2塁、2点本塁打を放つ松川(紀三井寺球場で)

 市和歌山は1点を追う二回無死二塁、亀井の適時二塁打で同点にすると、続く川島の適時打で勝ち越し。さらに松川の2点本塁打などで7点を挙げた。先発の小園は5回を1失点に抑え、継投した江川が六回を抑えた。県和歌山は初回に押し出し四球で先制するも二回以降は打線がつながらなかった。

桐蔭が猛攻 12安打9点

桐蔭9―1和高専

 初回に1点を先制された桐蔭は三回二死二、三塁、山崎の2点適時打で逆転。その後も猛攻を見せ、計12安打9得点を挙げた。先発の林と2番手の寺田の継投で、相手打線を抑えた。

 和高専は初回に浅野のスクイズで先制したが、追加点を挙げられなかった。

和歌山工 逆転勝ち

和歌山工3―1田辺

 和歌山工は1点を追う四回、二死満塁の好機で、中野が走者一掃の二塁打を放ち、逆転。四回から継投した酒井と山田が相手打線の反撃を封じた。

 田辺は三回、安打で出塁した上村が犠打などで三塁に進み、スクイズで1点を先制したが、その後は打線がつながらなかった。

力強い動きで選手鼓舞

田辺3年 辻道弘和・応援団長

男子1人で応援団部を引っ張ってきた辻道団長(紀三井寺球場で)
男子1人で応援団部を引っ張ってきた辻道団長(紀三井寺球場で)

 新型コロナウイルス対策で大声を出して応援できない代わりに、両手を大きく振り上げたり、鋭く拳を突いたり。応援団部員31人の中でただ一人の男子生徒。力強い動きで選手を鼓舞し続けた。

 「高校野球の応援は本当に楽しいよ」。吹奏楽部員だった中学生の頃、高校生の姉の言葉が心に残った。姉は当時、強豪・智弁和歌山の吹奏楽部員で、野球部の応援経験が豊富だった。

 「自分も高校野球の応援に打ち込みたい」。そう考え、コンクールなどほかの活動もある吹奏楽部ではなく、野球部の応援に集中できる応援団部を選んだ。

 入部当初、女子部員ばかりで、それ以降もずっとほかに男子部員はいなかった。それでも気後れせず、練習に打ち込んだ。そんな姿が仲間に認められ、団長に就いた。同級生の小川春華さんは「最初はちょっと頼りなかったけど、今ではみんなを引っ張ってくれている」と信頼を寄せる。

 昨夏はコロナ禍で無観客となり、現地で応援できなかった。今夏は大声こそ出せないもののスタンドで応援できることになった。その喜びを全身で表した。

 敗戦後、あいさつに来たナインに大きな拍手を送った。「応援でスタンドの雰囲気を作って先制点を取れた。一生の思い出です」

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2211128 0 ニュース 2021/07/16 05:00:00 2021/07/16 05:00:00 2021/07/16 05:00:00 県和歌山―市和歌山 2回市和歌山2死2塁、2点本塁打を放つ松川(紀三井寺球場で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210716-OYTNI50003-T.jpg?type=thumbnail

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