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田辺・木守杣谷線 復旧

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紀伊水害で不通 車4台が通り初め

砂防ダムを背に行われた市道の通り初め(田辺市熊野で)
砂防ダムを背に行われた市道の通り初め(田辺市熊野で)

 2011年の台風12号による紀伊水害で斜面の深層崩壊が起き、2人死亡、1人行方不明の被害が出た田辺市 熊野いや 地区で、不通だった市道・ 木守杣谷こもりそまだに 線が10年ぶりに復旧し、21日に開通式典があった。 迂回うかい 路の国道371号を使っていた同市熊野、木守地区の計36世帯46人は、市中心部などへの移動が楽になる。

 熊野地区では山の斜面が長さ480メートル、幅440メートルにわたって崩れ、土砂が同市道を寸断し、2か所の天然ダムができた。

 国土交通省紀伊山系砂防事務所(奈良県五條市)は、天然ダムを埋め、排水路と高さ14・5メートル、長さ145・7メートルの堤防を備えた砂防ダムを建設。新たに造った約1・6キロの市道は二つの橋で元の市道につないだ。工事費は107億円。

 式典では、真砂充敏市長が「市道復旧に心から感謝とお礼を申し上げたい。市民の犠牲を忘れてはならない」とあいさつ。山本悟司・同砂防事務所長や地元住民らでテープカットし、パトカーの先導で乗用車4台が通り初めをした。

 地元の岡田克哉・熊野区長は「10年は長かったが、一つの区切りになった。水害後は早めに避難所に来る人が増えた」と話していた。

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2225803 1 ニュース 2021/07/22 05:00:00 2021/07/22 05:00:00 2021/07/22 05:00:00 砂防ダムをバックに行われた市道の渡り初め(田辺市熊野で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210721-OYTNI50040-T.jpg?type=thumbnail

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