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発生23年 現場に献花

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毒物カレー事件 被害者家族 祈る

 和歌山市園部で1998年に起きた毒物カレー事件は25日、発生から23年を迎えた。被害者家族の一人・杉谷安生さん(74)は今年も事件現場に足を運び、犠牲者の 冥福めいふく を祈って花を手向けた。

事件の犠牲者のために、現場に花を手向ける杉谷さん(和歌山市で)
事件の犠牲者のために、現場に花を手向ける杉谷さん(和歌山市で)

 事件は1998年7月25日、自治会主催の夏祭り会場で発生。参加者にふるまわれたカレーにヒ素が混ざっており、住民4人が死亡し、63人が重軽症を負った。殺人罪などで逮捕され、2009年に最高裁で死刑が確定した林真須美死刑囚(60)は無罪を主張しており、動機などは今も明らかになっていない。

 当時高校2年生だった杉谷さんの長女も、カレーを食べ、数日間入院した。現在は2人の子を持つ母になり、「事件のことはもう忘れたい」と漏らす一方、林死刑囚が無罪を主張し続けているとの報道に接すると「真実を知りたい」と言うこともあるという。

 この日、杉谷さんは事件現場の空き地にキクやユリの花を手向け、手を合わせた。杉谷さんは「何年たっても腹立たしい気持ちは一緒。遺族にかける言葉は見つからないが、せめて献花だけは」と話した。

 林死刑囚が今年5月に地裁に再審請求を行ったことについて、杉谷さんは「長いな……」と言葉をつまらせ、「死刑が執行されてもされなくても献花は続けていく。事件が忘れられないように」と続けた。

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2233917 0 ニュース 2021/07/26 05:00:00 2021/07/26 05:00:00 2021/07/26 05:00:00 4人の冥福を祈って毎年花を手向けている杉谷さん(和歌山市園部で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210725-OYTNI50035-T.jpg?type=thumbnail

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