四季折々花の名所<山形鉄道・フラワー長井線>

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 鉄道の旅の記念となる「鉄印」。県内では山形鉄道(長井市)の長井駅で鉄印がもらえる。沿線は花の名所や歴史的な鉄道施設が点在しており、見所たっぷりだ。

色とりどりのダリアの花が咲く川西ダリヤ園
色とりどりのダリアの花が咲く川西ダリヤ園
最上川橋梁を渡る、白鷹町ゆかりの「ベニバナ」をラッピングした車両
最上川橋梁を渡る、白鷹町ゆかりの「ベニバナ」をラッピングした車両

全17駅30・5キロ

 南陽市の赤湯駅から白鷹町の荒砥駅まで、2市2町の田園地帯を走る山形鉄道・フラワー長井線。誕生まもないJR東日本から長井線を1988年に引き継いだ。1~2両編成のディーゼル車が全17駅、30・5キロを約1時間で結んでいる。

 「フラワー」の名の通り、沿線に四季折々の花の名所があり、サクラやベニバナなどの花々がラッピングされた車両が運行している。

 今のシーズンは、長井市の今泉駅からタクシーで10分ほど走ったところにある川西ダリヤ園(川西町)の約10万本のダリアが見頃を迎えている。今月中旬には、南陽市の熊野大社で菊まつりが催される。宮内駅が最寄りとなる。

歴史的橋梁や駅舎 歴史的な鉄道施設も点在している。荒砥駅近くに架かる英国製の「最上川橋梁きょうりょう」は、木曽川に東海道線の橋として1887年に架設されたもの。その一部を1923年、現地に移設した。ディーゼル車が走る風景は郷愁を誘う。

 川西町の西大塚駅は、13年築と、東北最古の現役木造駅舎。長井市の羽前成田駅とともに、国の登録有形文化財になっている。

うさぎ駅長、駅麺

 ユニークな「駅ナカ」スポットもある。宮内駅では今年で就任10周年を迎えた「うさぎ駅長もっちぃ」が健在で、ぬいぐるみなど関連グッズを販売している。

 荒砥駅では、町観光協会が平日の乗客限定で、待合室へラーメンを出前する「駅麺」を実施中。時刻表や路線図の貼られた中で味わう一杯はひと味違う。

 9月からは、1日フリー乗車券と山形―荒砥・長井のバス往復券、道の駅の1000円分の買い物券のセット(税込み3100円)も販売中。山形鉄道企画営業係の清野涼子さんは「鉄印帳をきっかけに、沿線の観光に出掛けてみてください」と呼びかけている。(中田隆徳)

4市町ゆかりのデザイン

 山形鉄道の鉄印=写真=は、南陽市のサクラ、川西町のダリア、長井市のアヤメ、白鷹町のベニバナと、沿線2市2町にそれぞれゆかりのある花を、中央に配置した線路で結んだデザインとなっている。

 記帳には乗車券の購入が別途必要となる。山形鉄道は、軟らかい磁気券ではなく、現在は少なくなった、厚紙でできた「硬券」の乗車券を使っている。

 鉄印とともに、こうした切符を一緒に集められるのも、魅力の一つと言えそうだ。

 長井駅で扱っているのは、鉄印帳に貼り付ける印刷の書き置き印のみ。鉄印帳は税込み2200円、記帳料が同300円。問い合わせは、同駅(0238・84・1529)へ。

 各地域の「鉄印帳を携えて」も読めます。

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1535204 0 鉄印帳を携えて 2020/10/10 05:00:00 2020/10/19 05:43:31 2020/10/19 05:43:31 色とりどりのダリアの花が咲く川西ダリア園(6日午後3時2分、川西町上小松の川西ダリア園で)=中田隆徳撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201009-OYTAI50054-T.jpg?type=thumbnail

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