「あの日」忘れない 震災8年 各地で追悼

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夕闇の中、並べたろうそくに火をともす学生や市民ら(11日午後6時40分頃、鶴岡市で)
夕闇の中、並べたろうそくに火をともす学生や市民ら(11日午後6時40分頃、鶴岡市で)

 東日本大震災から8年となった11日、県内各地で犠牲者を悼む式典や復興を願うイベントが行われた。

 津波で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町の友好町である庄内町の町役場立川庁舎では、町立立川中学校の全校生徒93人や町職員らが参加し、地震発生時刻の午後2時46分に合わせて黙とうをささげた。

 その後、生徒らは、犠牲者の慰霊のため「最上川舟唄」と「ふるさと」を合唱し、「山形から応援しています」などと被災地へのメッセージを書いた紙コップの絵灯籠を庁舎のロビーに展示した。絵灯籠は、1週間ほど飾られた後、南三陸町に贈られるという。

 生徒会長の男子生徒(2年)は「被災地の方々を思い浮かべながら歌った。一日でも早く復興が進んでほしい」と語った。

 被災地から避難している人が704人と県内最多の山形市では、市役所にある平和のシンボル「千年和鐘わしょう」前で「追悼・復興祈願式」が行われた。

 午後2時46分に合わせて佐藤孝弘市長が鐘を突き、参加者らが黙とうをささげた。佐藤市長は「被災された方々の『心の復興』を目指し、被災自治体とともに歩みを進めていきたい」と誓っていた。

 鶴岡市余慶町の「鶴岡協同の家こぴあ」では、約1500個のろうそくに火をともす「8年目のCandle Night」が行われた。

 山形大農学部(鶴岡市)の学生や市民らによる実行委員会の企画で、大震災の翌年から続けている。ろうそくの入った紙コップには、「あの日の体験を忘れない」「みんなが笑顔で暮らせるよう」などと市民のメッセージが記入されており、参加者は明かりのともされたろうそくを見つめながら、犠牲者を追悼し、防災の決意を新たにしていた。

 山形大農学部4年生、女子学生(22)は「被災地に応援の言葉を贈るとともに、震災の記憶を風化させないように伝えていきたい」と話した。同様の催しは、酒田市と山形市でも行われた。

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482598 0 ニュース 2019/03/12 05:00:00 2019/03/12 05:00:00 2019/03/12 05:00:00 夕闇の中、並べたろうそくに火をともしていく学生や市民ら(11日、鶴岡市の商業施設「こぴあ」で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190311-OYTNI50009-T.jpg?type=thumbnail

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