中電、上関原発 林地開発許可変更手続き

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 中国電力(広島市)が上関町で進める原子力発電所の建設計画を巡り、予定地を造成するため、同社が県から許可を受けている林地開発と保安林の伐採について、実施期間を10年間延長する変更手続きを進めていることが、わかった。同じく予定地の造成で必要となり、今年7月に期限が切れる公有水面埋め立て免許についても、同社は県に延長を申請する方針だ。

 同社によると、造成予定地は約33万平方メートル。その内訳は、埋め立て予定地が約14万平方メートルで、林地開発を行う森林部分が約13万9000平方メートル、魚が生息しやすい環境を守る「うおつき保安林」が約1万3500平方メートルなどとなっている。

 同社は森林法に基づいて2008年、林地開発と、保安林の指定解除や伐採について県に求め、それぞれ08年と09年に認められた。

 しかしその後、計画は進まず、期間をいずれも今月末としていたことから、同社は同11日、「林地開発許可事項変更届」と「解除予定保安林における事業計画変更承認申請」を県に提出。いずれの期間も29年3月末までに延長した。

 書類を審査する県森林整備課は「建設計画自体に変更点はない。書類に不備がないかどうかを確認し、承認することになる」としている。

 上関原発建設計画は、11年の東京電力福島第一原発事故を受け、準備工事が中断。県は16年8月、公有水面埋め立て免許を今年7月まで延長することを許可したが、発電所本体の着工時期の見通しがつくまで、埋め立て工事に着手しないよう同社に要請している。

 今年1月、上関町役場などを訪問した同社の清水希茂社長は建設計画について、「エネルギーの安定供給の面から、原子力は一定程度活用していく必要がある。唯一の新規地点として重要だ」と述べ、計画を進める考えを強調した。

無断転載禁止
500053 0 ニュース 2019/03/21 05:00:00 2019/03/21 05:00:00 2019/03/21 05:00:00

おすすめ記事

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ