性格別に特定健診案内 光市がAI分析導入

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 国民健康保険の特定健康診査の受診率を上げようと、光市は今年度、人工知能(AI)で未受診者の性格を分析し、性格に応じた文書を送って受診を呼びかける取り組みを始める。「心配性」の人には不安を軽減するメッセージを届けるなどの仕組みで、県内での導入は珍しいという。市は「心に響くメッセージで受診を促したい」としている。(浜村勇)

 特定健診は生活習慣病の予防などを目的に毎年度、40~74歳の国保加入者を対象に行われている。光市は毎年9月頃から、未受診者に受診を呼びかける文書を送っているが、文言は全員同じだった。

 導入する取り組みでは、未受診者について過去に受診した際の問診データをAIで分析。食生活の改善や運動への意欲、病気に対する不安などの特徴から、未受診者を「頑張り屋」「心配性」「面倒くさがり」「甘えん坊」の4パターンに分類。パターンごとに内容を変えた文書を送る。

 文書の内容は今後決めるが、頑張り屋には「食事や運動に気を使っても病気になることはあるが、健診で早く兆候を見つけることで対処できる」などと、前向きになれるようなメッセージを検討。心配性の人には、健診にかかる時間などを詳しく紹介し、受診への不安を減らす。9月頃から送る予定で、分析などは業者に400万円で委託する。

 同様の取り組みは宇部市が2018年度に導入した。詳細な効果は今後集計される予定だが、同市は「未受診者から受診に関する問い合わせが増えた感触がある」としている。

 光市の特定健診受診率は27・4%で、全国平均37・2%(ともに2017年度)を下回っている。同市は今年度、受診者が自己負担していた受診料1000円を無料化する取り組みも始めており、AIでの性格分析による受診呼びかけなどと合わせ、こうした施策で受診率を約10ポイント向上させたい考えだ。担当者は「市民の病気予防と医療費抑制につなげたい」としている。

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