徳山駅ピアノ 交流の音色 周南市設置

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

徳山駅に置かれた駅ピアノ
徳山駅に置かれた駅ピアノ

 周南市のJR徳山駅に誰でも自由に弾ける中古のピアノが置かれた。不特定多数の人が行き交う公共空間にピアノが置かれるのは県内では珍しいが、全国的に増えており、演奏の音色に誘われて知らない人たちに交流が生まれた地域もある。設置した周南市はまちの新たな魅力につなげたい考えだ。(浜村勇)

 徳山駅南北自由通路に置かれたピアノは高さ1・3メートル、幅1・45メートルのアップライトで、約50年前に製造された。所有していた市内の個人が、同市を拠点に活動する男声合唱団「メールソレイネ」に所属する知人の中本溥竝ひろみつさん(77)らに処分を相談。同合唱団が市に相談を持ちかけ、市が譲り受けて駅に置くことが決まった。

 駅や商店街にピアノを置く取り組みは「ストリートピアノ」や「駅ピアノ」などと呼ばれ、海外で見られる。国内でも神戸市が今年1月、かつて幼稚園で使われた1台を期間限定で市中心部の地下街に設置。すると通りかかった人が演奏を始め、通行人たちが足を止めて聴き入り、終了後に感想を言い合うなど交流が生まれたという。

 地下街の商店主からも「ずっと置いてほしい」と要望があり、神戸市はピアノを常設することを決定。さらにJR新神戸駅や神戸空港など市内の別の7か所にも1台ずつ置いた。同市の担当者は「行き交う人が急増するわけではないが、まちが明るくなる」と話す。県内でも山口市中心部の広場に置かれている。

 徳山駅に置かれたピアノは周南市内の徳山動物園をイメージし、ペンギンのシールを貼っている。設置された10日以降、年配の男性や子どもが演奏する姿が見られるという。メールソレイネの高橋康之団長(65)は「ピアノを通じた音楽が笑顔のあふれるツールになればうれしい。いつか駅でコンサートをやってみたい」と夢をふくらませている。

無断転載禁止
911610 0 ニュース 2019/11/22 05:00:00 2019/11/22 05:00:00 2019/11/22 05:00:00 JR徳山駅に設置さえた駅ピアノ https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191121-OYTNI50021-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み_東京2020オリンピックパラリンピックキャンペーン

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ