遊亀動物園大改修へ 敷地面積1.6倍、トラの空中回廊 段階的に工事 30年度完成へ

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トラが歩く空中回廊のイメージ(甲府市提供)
トラが歩く空中回廊のイメージ(甲府市提供)

 今年で開園100周年を迎えた県内唯一の動物園、甲府市遊亀公園付属動物園(甲府市太田町)の大規模改修が新年度から始まる。敷地面積を1・6倍に拡大し、トラが行き来する空中回廊などを設ける。段階的に工事を進め、2030年度の完成を予定している。(荒谷康平)

 園は1919年にオープン。市公園緑地課によると、全国の動物園でも有数の歴史を誇るが、施設の老朽化が進んでいる。来園者数は88年度に約23万人を記録したが、ここ10年は11万~13万人で推移している。

 改修は遊亀公園と一体的に進められる。動物園周囲の池の大部分を埋め立てて園の敷地面積を約0・8ヘクタールから約1・3ヘクタールに広げ、草原、山岳、水辺などの6ゾーンに区分けして展示する。

 「森林・地上から樹上ゾーン」にトラの空中回廊を設置する。地面からの高さは未定だが、獣舎と屋外展示場の間に長さ15メートルほどの筒状の通路を架ける。木登りや岩登りが得意な習性をいかす展示で、同課の担当者は「トラに運動を促し、見る人にも下からの光景を楽しんでほしい」と話す。回廊は2025年度の完成予定。

 「森林・樹上ゾーン」の複合展示舎では、樹上で暮らすサルの生態を2階からも見られる。「手狭な敷地を逆手に取った構造」と担当者。

 公園には遊具を充実させ、無料で利用できる「こども生き物学習センター(仮称)」を建てる計画だ。生き物の資料をそろえて校外学習に利用してもらう。

 市は19年度当初予算案に基本設計費約1600万円を計上した。整備工事は21年度に始まり、公園と動物園を順次工事して終了した部分から再開する。総事業費は約30億円。新装開園後は来園者21万人を見込む。

 市は約4年かけて2月にまとめた整備計画案の市民説明会を今月7、10日に北公民館で、20、24日に総合市民会館で開く。参加申し込みは不要。市のホームページに計画案を載せ、意見公募も27日まで行っている。問い合わせは同課(055・223・6101)へ。

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474364 0 ニュース 2019/03/06 05:00:00 2019/03/06 05:00:00 2019/03/06 05:00:00 トラが歩く空中回廊のイメージ=甲府市提供撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190305-OYTNI50025-T.jpg?type=thumbnail

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