中部横断道2区間開通 富沢―新清水など 甲府―静岡30分短縮

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開通を記念して通り初めを行う車両(10日、身延町で)
開通を記念して通り初めを行う車両(10日、身延町で)

 中部横断道の富沢インターチェンジ(IC)(南部町)―新清水ジャンクション(JCT)(静岡市)の20・7キロと、六郷IC(市川三郷町)―下部温泉早川IC(身延町)の8・4キロの2区間が10日、開通した。甲府市から静岡市までの所要時間が約30分短縮され、観光や物流の活性化や、災害時の避難ルートの役割が期待される。(鈴木経史)

 国土交通省甲府河川国道事務所によると、山梨県庁から静岡県庁までの所要時間は、約2時間35分から、約2時間5分に短縮された。両県を結ぶ国道52号は山間部を通り、災害時に不通になる恐れがあるため、中部横断道には代替路としての機能も期待されている。

 身延町下田原の中富ICで行われた開通式典には、石井国交相や長崎知事、地元住民など約400人が出席。テープカットや通り初めをして開通を祝った。

 石井国交相は「国際拠点港湾の清水港とつながることで、山梨県特産の果物の輸出や訪日外国人観光客の増加が期待される」とあいさつ。長崎知事は「長年待ち望んだ県民にとって本当に喜ばしい。開通の効果を最大限発揮させるため、沿線自治体などと協力していく」と述べた。

 式典に参加した身延町下山、会社員芦沢浩さん(36)は「静岡、甲府から行き来しやすくなり、県内外から人が訪れて町が潤ってほしい」と話していた。

 残る未開通区間のうち、南部IC―富沢IC(6・7キロ)が今年夏、トンネル工事が難航している下部温泉早川IC―南部IC(13・2キロ)は新年度中に開通する予定。北杜市と長野県佐久穂町を結ぶ北部区間は事業化していない。

 中部横断道の建設費を巡っては、長崎知事が県費負担の削減を目指す考えを示している。石井国交相は式典後の報道陣の取材に対し、「県に事業の状況を丁寧に説明しながら、一日も早い開通を目指す」と述べた。

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480637 0 ニュース 2019/03/11 05:00:00 2019/03/11 05:00:00 2019/03/11 05:00:00 下部温泉早川IC―六郷IC間の開通を記念して関係者が通り初めを行った(10日、身延町の中富IC・一色トンネルで) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190310-OYTNI50016-T.jpg?type=thumbnail

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