子供・若者 ネット2時間以上半数 12年調査の2倍 依存、学力低下懸念

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 県教育委員会が、県内の子供・若者を対象に行ったインターネット利用などに関する調査の結果、1日2時間以上ネットを利用する人が約半数を占め、2012年の前回調査から2倍以上伸びたことが分かった。ネット依存や子供の学力低下などを懸念する声もあり、県教委は「ネットの適正な利用方法について検討を進めたい」としている。

 調査は約5年に1度行っているもので、今回は昨年10~11月に、12~30歳の計3000人を対象に実施。1740人から回答を得た。

 学校や仕事がある日に、1日どのくらいネットにアクセスするかを聞いたところ、「2~3時間未満」が33・9%(前回調査比19・7ポイント増)と最も多く、「3時間以上」と答えた人も15・6%(同9・4ポイント増)に上った。前回調査では最多だった「30分以内」の人は、今回は7・8%(同15・6ポイント減)と大幅に減った。

 また、年齢層別では、12~14歳の40・4%、15~17歳の51・4%、18~20歳の64・4%が、1日2時間以上ネットを利用している実態も分かり、県教委社会教育課の担当者は「スマートフォンが普及し、今の若者にとってSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などは身近な存在。今後も、ネット利用者の低年齢化が進む可能性が高い」と指摘する。

 青少年育成のための県の施策を審議する「県青少年問題協議会」では先月、調査結果が報告され、出席した委員からは「2時間以上のネット利用は、家庭学習の妨げになっている可能性がある」「子供については、スマホの適正な利用方法を考えていくべきだ」などの意見が上がった。

 調査結果を踏まえ、県教委は、子供や若者の育成方針を定めた指針の改定作業に着手。来年2月までに、ネットやスマホの適正利用に関する項目を盛り込んだ新指針を策定する方針だ。担当者は「ネット利用の低年齢化に対応した新たな対策が必要。同時に、ネットの危険性などを知ってもらうための啓発活動も進めていく必要がある」と話している。

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