甲府空襲74年平和へ祈り

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

平和の大切さを訴える詩を朗読する教員たち(6日、甲府市で)
平和の大切さを訴える詩を朗読する教員たち(6日、甲府市で)

県立図書館 若手教員ら朗読

 太平洋戦争末期、甲府市街地が米軍に爆撃され、1127人が亡くなった「甲府空襲」から74年となった6日、甲府市の県立図書館で、平和の大切さを考えるイベントが開かれた。親子連れら約500人が参加した。

 イベントでは、県内の小中学校の若手教員たちが詩人の谷川俊太郎の「せんそうしない」など平和を訴えた作品を分担しながら朗読。甲府空襲で犠牲となった小学生の実話をもとに作られた紙芝居が披露された。笛吹市立八代小の村田祐樹教諭(26)は「戦争を体験していないが、知識を増やし、子どもたちに悲惨さを具体的に伝え、平和について考えてもらえるようにしたい」と話した。

 また、同館は「甲府空襲 戦争と平和・環境展」を開催している。展示では空襲で焼け野原になった甲府市の写真や戦争中に県民が着ていた衣服など戦時下の生活を紹介している。

 展示に見入っていた甲府市の無職小倉幸雄さん(83)は、小学3年生のときに甲府空襲を経験した。小倉さんは「大人が逃げろと叫んで、無我夢中で布団をかぶって走った。逃げる途中、目の前で自転車に乗った人の背中にしょう弾が当たって倒れた光景は、今でもありありと目に浮かぶ。戦争は絶対にしてはならない」と語った。

 10日まで。入場無料。開館時間は午前10時~午後6時。10日は午後3時半まで。

無断転載禁止
676885 0 ニュース 2019/07/07 05:00:00 2019/07/07 05:00:00 2019/07/07 05:00:00 20歳代の教員が詩の群読を行った(6日、甲府市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190707-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ