「必ず見つけ出すからね」 道志女児不明1か月

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情報提供を求めて家族が作成したチラシ
情報提供を求めて家族が作成したチラシ
情報提供を呼びかけるチラシに目を落とし、「必ず見つける」と語るとも子さん(18日、千葉県成田市で)
情報提供を呼びかけるチラシに目を落とし、「必ず見つける」と語るとも子さん(18日、千葉県成田市で)

 「必ず見つけ出すからね」――。道志村のキャンプ場で千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)が行方不明となって21日で1か月。美咲さんを捜し続ける母のとも子さん(36)は読売新聞の取材に応じ、「一分でも一秒でも早く見つけ、抱きしめたい」と思いを語った。(藤原聖大)

 とも子さんによると、美咲さんは明るく家族のムードメーカー。外で遊ぶのが好きで、年5、6回は家族でキャンプに出かけている。とも子さんが経営するトリミングサロンで、お客さんから預かった犬を散歩させるなど積極的に手伝う看板娘は、「将来はママとお店をするんだ」と夢を語っていた。

 とも子さんから、カットした髪を寄付して医療用ウィッグ(かつら)を作り、病気で髪に悩みを抱える子どもに贈る活動「ヘアドネーション」のことを教わった時。お尻あたりまで伸ばしていた長髪をためらいなく切り、活動に参加する心優しい一面もある。

 家族の誰かが落ち込んだ時は、ふざけて場を和ませることも。出かける時に車の陰に隠れ、とも子さんが「どこー?」と捜すと、「ここだよ」とおちゃめに出てくることも日常だった。

 「まさかこんなことになるとは」。9月21日、美咲さんは先に遊びに出た友達を追ってテントを出た。行方が分からなくなったのは、大人が迎えに行くまでのわずか20分の間だ。「ついて行っていれば……」と、とも子さんを後悔ばかりが襲う。いつものようにひょっこり出てきて、笑顔を見せてくれると信じている。「必ず見つけるから待っててね」と絞り出した。

 21日、とも子さんはJR大月駅で行き交う人々にチラシを配り、情報提供を呼びかけた。分かりやすいようにと、とも子さんは髪を切り、美咲さんと同じ髪形にした。報道陣の取材に応じ、「1か月間、一人で過ごしていると思うと、すごく不安で寂しいはず。どこかで私の迎えを待っている」と話した。

 県警は「事件と事故の両面で調べている」として、周辺の聞き込みや行方不明時に周辺を走っていた車両のドライブレコーダーの解析を行っている。20日までに県警には約2700件の情報が寄せられたが、「有力なものはない」(捜査関係者)という。

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857175 0 ニュース 2019/10/22 05:00:00 2019/10/22 05:00:00 2019/10/22 05:00:00 情報提供を呼びかけるため家族が作成したチラシ(=家族提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191021-OYTNI50051-T.jpg?type=thumbnail

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