甲州市長選一騎打ち 「ぶどうの丘」活性化争点

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決意表明する鈴木候補(2日、甲州市で)
決意表明する鈴木候補(2日、甲州市で)
出陣式で支持を訴える相沢候補(甲州市塩山熊野で)
出陣式で支持を訴える相沢候補(甲州市塩山熊野で)

 市長の辞職に伴う甲州市長選が2日、告示された。ともに無所属新人で前県議の鈴木幹夫氏(68)(自民推薦)と、元市議の相沢俊行氏(64)が立候補を届け出た。市の直営施設「勝沼ぶどうの丘」の活性化策や人口減対策などを争点に論戦が展開される。

 鈴木候補は午前10時、同市塩山下於曽の選挙事務所前で出陣式に臨んだ。峡東地域の首長や、1月に辞職した甲州市の田辺篤前市長らが出席。自民党県連会長の森屋宏参院議員は「田辺(前)市長が築いた基礎の上に、新しい甲州市を作り上げていく選択の時だ」と呼びかけた。

 相沢候補は午前10時、同市塩山熊野の駐車場で出陣式を行った。前回市長選に出馬し、今回は相沢候補の支援に回った元市職員の荻原博夫・選対本部長は、「政策をすり合わせ、ともに戦うと決意した」と述べた。相沢候補は医療機器メーカー誘致や、ふるさと納税の増収などを訴えた。

給食費の無償化視野に 鈴木氏

 突然、田辺篤(前)市長から辞めるという話があった。新しい甲州市の未来のために、市民とワンチームで頑張ろうと決意した。

 農家の出で、農業の皆さんの気持ちは一番分かっているつもりだ。農家の高齢化が進む中、JAと行政が一体となって高齢者が農業を続けられる方策を考えなければいけない。

 生活が非常に厳しい人もおり、給食費の無償化を視野に入れて対応したい。「ぶどうの丘」は市が単独で運営する方向で、経営センスのある新しい管理者をなるべく早く迎えたい。

 市の未来を考える戦略会議を立ち上げる。若い人にも集まってもらい、未来会議を作る。市民の思いを一つにして勝ち抜き、新しい甲州市のために努力したい。

果樹農業担い手育成を 相沢氏

 2年前にも市長選に挑戦した。オール甲州で新市政を作りたいという思いで再度挑戦することにした。難問が山積し、停滞する甲州市を躍進する道へ変える。その道筋が私には見えている。

 移り住みたいまち日本一を目指し、果樹農業の担い手を育成する新しい仕組みを作る。そのために、市が管理する公共住宅を利活用する。中長期的には長崎知事が進める静岡県との連携の中で、医療機器等の企業誘致を進める。

 ふるさと納税の「売り上げ」は現在約7億円。返礼品を多様化することで、10億円を目指したい。市観光の中心は、全国区で知られている「ぶどうの丘」だ。集客を現在の2倍に増やし、売り上げの一部を教育や福祉に特化して使用する。

市議補選も

 市議補選(欠員1)も同日告示され、ともに無所属新人でペットフード製造業の樋山太一氏(38)と、ガス販売会社社員の矢崎友規氏(46)が立候補を届け出た。

 投票は市長選、市議補選ともに9日に行われ、即日開票される。1日時点の選挙人名簿登録者数は2万6885人。

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1033626 0 ニュース 2020/02/03 05:00:00 2020/02/03 05:00:00 2020/02/03 05:00:00 決意表明する鈴木候補(2日、甲州市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200202-OYTNI50025-T.jpg?type=thumbnail

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