山学大が復活 雪辱7位2年ぶり切符

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箱根駅伝予選会を走る山梨学院大の選手ら(17日、東京都立川市で)=沼田光太郎撮影
箱根駅伝予選会を走る山梨学院大の選手ら(17日、東京都立川市で)=沼田光太郎撮影
本大会出場を決め喜ぶ山梨学院大の選手ら
本大会出場を決め喜ぶ山梨学院大の選手ら
チームトップのタイムで力走した山梨学院大のポール・オニエゴ選手
チームトップのタイムで力走した山梨学院大のポール・オニエゴ選手

 伝統のプルシアンブルーのタスキが箱根路に復活――。東京都立川市で17日に行われた第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)の予選会で山梨学院大陸上競技部が7位に入り、34度目の本大会への出場を決めた。昨年の予選会は17位に沈み、33年続いた本大会への連続出場が途切れていたが、1年で復帰を果たした。(高村真登)

 「第7位、山梨学院大学」。成績がアナウンスされると、胸の前で手を合わせて発表を待っていた選手らは肩を組んで雄たけびを上げ、喜びを爆発させた。レース後にオンラインで行われた記者会見で森山真伍主将(4年)は「昨年の悔しい予選会から1年。努力が報われた」と胸をなで下ろした。

 レースはハーフマラソンの距離で競われた。昨年は後半にペースが乱れ、選手たちが次々と失速した。その反省を生かし、7~9月に長野県の高地で計25日間にわたって行った夏合宿では例年の約1・5倍の距離を走り、スタミナの強化に取り組んできた。

 成果は先月26日、同大の練習場で行われた記録会で表れた。予選会の14人の登録メンバーのうち半数の7人が1万メートルの自己ベストを更新。レース前、飯島理彰・駅伝監督は「練習通りに走れれば突破できる」と自信をのぞかせた。

 この日のレースは例年より速いペースで動いたが、選手たちは落ち着いていた。「設定タイムはあくまで目安」という監督の指示通り、前半から高速レースに食らいつき、設定タイム以上の走りで10キロを4位で折り返した。勝負の後半も「箱根に行くぞ」などと選手らで声を掛け合い、順位は落としたものの、出場権内の7位を死守。堂々の本大会復帰を果たした。

 個人ではケニア人留学生のポール・オニエゴ選手(3年)がチームトップの19位。昨年は全体の100位以内で走った選手は2人のみだったが、今年は8人まで増え、チームの成長を見せつけた。チーム10位の大迫太雅選手(4年)のタイムは1時間3分55秒。「10番目の選手の目標は64分台」としていた飯島監督の期待を大きく超えてみせた。

 本大会での目標は2016年の大会以来5年ぶりのシード権獲得だ。森山主将は「みんなで成長して予選会では最高の結果をつかむことができた。本大会でもシードを取るために今まで以上に努力する」と早くも本大会での勝負に頭を切り替えていた。飯島監督は「選手たちは想像以上の走りをしてくれた。絶対に箱根路に復活したかったので素直にうれしい」と喜びをかみしめた。

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1556355 0 ニュース 2020/10/18 05:00:00 2020/10/17 22:06:40 2020/10/17 22:06:40 箱根駅伝予選会を走る山梨学院大の選手ら(17日午前9時50分、東京都立川市で)=沼田光太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201017-OYTNI50027-T.jpg?type=thumbnail

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