小水力発電県有林に誘致

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適した場所55か所 県、来月から事業者募集

 県は河川や水路の高低差などを利用して発電する「小水力発電所」を県有林内に誘致する事業に乗り出す。県の調査では、小水力発電に適した場所は、県有林内に55か所あることが判明。山梨の豊かな水資源を活用した再生可能エネルギーになるとして、県は2月から事業者を公募する。

 小水力発電所は、出力1000キロ・ワット以下の小規模な発電所を指す。水力発電は二酸化炭素(CO2)を排出しない再生可能エネルギーとして改めて注目されている。

 県内にある小水力発電所は18日時点で44か所。最大出力は県内の水力発電全体の2%程度と少ないが、ダムを使う水力発電に比べて大規模な開発をせずに設置できるなどの利点がある。作った電気は電力会社に販売されるなどしている。

 県は水資源を生かせるとして、一昨年から設置に適した場所を調査。その結果、県内の98か所に河川から水を引く水路の高低差などを生かせる「有望地」があることがわかった。そのうち、55か所は県全体の面積の35%を占める県有林(約1580平方キロ・メートル)内に位置していたことから、発電設備を設置する事業者を募ることを計画した。

 公募は、施設を安定して運営できる技術力や資金力を持つ企業などが対象。損害保険への加入や撤去費用の積み立てなども求める。土地の賃料に相当する額に加え、売電収益の5%以上を協力金として県に納付してもらう予定だ。

 2月~4月28日に事業者を募集し、審査の上、8月中をめどに事業者を発表する。

 長崎知事は「民間事業者だけでなく、地域に良し、県民に良しの仕組みだ」と説明する。

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