[からだの質問箱]人工透析の妻 骨折続く

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 64歳の妻は、数年前から人工透析を続けています。最近、少しかがんで力を入れただけで、腰の骨を骨折してしまいました。入院中にも新たに腰の骨が折れました。透析をしていると、骨折しやすいのですか。(65歳男性)

 

薬物療法 リハビリも大切…駒場 大峰 東海大学医学部腎内分泌代謝内科准教授 (神奈川県伊勢原市)

 透析の技術が進歩し、患者さんは今までより長生きできる時代になりました。しかし、合併症に悩むケースは少なくありません。最も深刻なものの一つが、骨がもろくなり、折れやすくなることです。

 代表的な原因は、長期透析で発症しやすくなる「二次性副甲状腺機能亢進こうしん症」という病気です。甲状腺の裏側に、米粒の半分くらいの大きさの副甲状腺があります。副甲状腺が腫れてホルモンの分泌が過剰になり、骨のカルシウムが血液中に溶け出してしまう病気です。

 治療は、血液検査でカルシウムやリン、ホルモンの値を確かめながら、状態に応じた薬物療法などを行います。重度の場合は手術を行うこともあります。最近、治療が進歩しているので、一度、透析の担当医に相談するといいと思います。

 質問者の奥さまの場合、年齢や女性であることを踏まえれば、閉経後の骨粗しょう症も骨折の一因と考えられます。さらなる骨折の予防には、リハビリに努めるとともに、食事を見直すなど栄養状態の改善が大切です。

 骨粗しょう症の薬も様々なタイプがあります。透析をしている場合は注意点があるので、こちらも専門知識がある医師のもとで診断と治療を始めてください。

 

 「からだの質問箱」へのご質問は、住所、名前(紙上は匿名)、年齢、電話番号を明記の上、〒100・8055 読売新聞東京本社医療部へ。ファクスは03・3217・1960、電子メールはiryou@yomiuri.com

 なお、回答は紙上に限ります。また、質問のすべてにはお答えできません。

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804098 0 医療・健康 2019/09/20 05:00:00 2019/10/17 18:02:51

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