新型コロナで重篤、20人が人工心肺必要に…4人は快方へ

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 新型コロナウイルスによる肺炎で命にかかわる重篤な状態になり、人工心肺が必要になった患者が少なくとも20人いるとする調査結果を、日本集中治療医学会などがまとめた。体外式膜型人工肺(ECMOエクモ)という装置を使ったところ、4人は快方に向かっている。

 調査によると、20人は68~75歳の男女で、3月4日までに国内の医療機関でこの治療を受けた。このうち4人は同日までに症状が改善し、この治療を終えた。16人は治療中という。

 エクモは、体外に血液を出し、人工肺で酸素を供給して体に戻す装置。酸素吸入や人工呼吸器による治療を行っても、改善しない場合の切り札となる。

 新型コロナウイルスに対する治療薬はなく、肺の機能を代行して回復まで時間を稼ぐエクモが期待されている。ただ、治療に伴う危険もある。高度な知識を持ち訓練を受けた医師が治療を行うことが必要となる。

 同学会によると、習熟した医師によるエクモ治療ができるのは全国で約300床。同学会と日本救急医学会などはネットワークをつくり、医師向けの相談窓口を設け、必要な患者が治療を受けられるよう調整している。ネットワークの竹田晋浩代表は「明らかに効果がある患者も出ている。確実に専門家につないで救命率を高めたい」と話している。

 ◆体外式膜型人工肺(ECMO)=太ももの付け根に挿入した管で血液を体外に出し、人工肺で酸素を取り入れ、再び首の付け根の血管に血液を戻す。人工呼吸器を使っても救命が難しい患者に、数週間以上使用することが多い。75歳以上や持病がある人には特に負担が大きく、通常は使わない。

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1092861 0 医療・健康 2020/03/07 15:44:00 2020/03/07 18:00:07

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