「調査の電話に出てくれない」感染拡大の若年層、追跡拒否のケースも

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都内で新たに118人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを伝える電光掲示板(4日、東京都新宿区で)=沼田光太郎撮影
都内で新たに118人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを伝える電光掲示板(4日、東京都新宿区で)=沼田光太郎撮影

 東京都で4日、1日当たりの新型コロナウイルス感染者数が初めて100人を超えた。深刻なのが、感染経路を特定できていない人の急増だ。若者を中心に保健所の調査に応じない人も少なくないという。都はこの週末も外出自粛を強く求めているが、「感染爆発」への危機感が強まっている。

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 「以前より(感染経路を)追跡できない人が増えてきた」。東京都の幹部は4日夜、都庁(新宿区)で開いた記者会見で厳しい実態を明らかにした。

 都によると、この日までの累計感染者891人のうち、感染元をたどれていない人は436人とほぼ半数を占めているという。4日に判明した感染者118人のうち感染経路不明の人は7割近くに上る。担当者は「患者から細かい状況を聞き取るのが難しい。なかなか話してもらえないこともある」と説明する。

 特に感染経路の特定が難しいのが、症状が出にくいとされる若年層だ。しかし、その若年層で感染が拡大しており、今月に入ってから、30歳代以下の感染者は全体の約4割を占め、2週間前の約2割から倍増した。夜の繁華街などで感染が広がるケースが目立ち、追跡調査を拒否するケースもあるという。保健所からは「若者は聞き取り調査のための電話に出てくれない」といった声も上がっている。

 都は、追跡調査を強化しながら、都民に外出自粛などを強く呼びかけて今後の感染拡大を抑制し、一方では病床不足への対策を急ぐ。医療現場では「軽症者を早期に別の場所に移さなければ、重症者の治療に支障を来す事態になりかねない」との危機感が強まっており、都医師会関係者は「ホテルへの軽症者の移送が始まれば、医療機関の負担は大きく軽減されるだろう」と早期の運用に期待している。

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1148560 0 医療・健康 2020/04/05 05:00:00 2020/04/05 11:16:50 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200405-OYT1I50006-T.jpg?type=thumbnail

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