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屋外でマスク、表面温度は39度超…熱中症のリスク上昇

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 厳しい暑さが続く中、新型コロナウイルスの感染対策でマスクが手放せない。屋外でマスクを着けた部分は39度を超える高温状態になることもある。専門家らは、熱中症の危険性を指摘し水分補給などの対策を呼びかけている。

温度の違いを色で表すサーモグラフィーカメラでJR大阪駅前を行き交う人々の姿を撮影した。2人の女性のマスク部分は赤く、他の部分より温度が高い(青は温度が低く、緑、黄、赤、白の順番で温度が高くなる)(2日午後4時18分、大阪市北区で)=浜井孝幸撮影
温度の違いを色で表すサーモグラフィーカメラでJR大阪駅前を行き交う人々の姿を撮影した。2人の女性のマスク部分は赤く、他の部分より温度が高い(青は温度が低く、緑、黄、赤、白の順番で温度が高くなる)(2日午後4時18分、大阪市北区で)=浜井孝幸撮影
強い日差しの中、マスク姿で歩く人たち(5日、大阪市北区で)
強い日差しの中、マスク姿で歩く人たち(5日、大阪市北区で)

 マスクを着けると、顔の表面温度はどう変化するのか。2日午後4時頃、読売新聞が大阪市北区のJR大阪駅前で、表面温度の違いを色で表すサーモグラフィーカメラ(協力会社・フリアーシステムズジャパン)を使い、通行人を撮影した。腕では33・4度のところもあったが、マスクを着用した部分は39・2度を記録した。大阪管区気象台によると、当時大阪市内の気温は32度の真夏日だった。

 大阪市消防局の藤山圭典係長は「マスクを着けていると、口の中が常に湿っているため喉の渇きに気づきにくく、水分が不足して熱中症の危険性が高まる」と説明する。

 熱中症予防として、厚生労働省などは、屋外で他の人と2メートル以上の間隔を確保できる場合は、マスクを外すよう促している。

 海外の研究では、マスクを着け、時速約5キロで1時間歩くと、運動前より心拍数や呼吸数が上昇し、血液中の二酸化炭素濃度が増加した。マスクの着用で体に負担がかかるという。

 今年は新型コロナの感染対策による在宅勤務などで外出する機会が減ったことに加え、梅雨が長引いたこともあって、本格的な夏に対応できる体の準備が整っていない人が多い。日本救急医学会代表理事の嶋津岳士・大阪大教授は「特に脱水症状を起こしやすい高齢者や、肺に持病のある人はこまめに水分を補給するなどして気をつけてほしい」と話す。

 嶋津教授は夏場のマスク着用について、▽汗や唾液でマスクが湿ると、通気性が悪くなって息苦しさが増す▽細菌が繁殖しやすくなる▽使い捨てできる不織布のマスクを何枚か持ち歩き、湿ったら取り換える――などを挙げ、清潔な状態を保つよう提案している。

 顔の表面が冷たく感じるマスクもあるが、専門家によると体内の温度は下がらないため、熱中症のリスクも下がらないという。

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1395348 0 医療・健康 2020/08/07 16:18:00 2020/08/07 23:23:05 本格的な夏を迎えた。温度の違いを色で現すサーモグラフィーカメラ(協力会社・フリアーシステムズジャパン)で、JR大阪駅前を行き交う人々の姿を撮影すると、マスクの着用が日常となったコロナ禍の夏が浮かび上がった。マスクを着用し、信号待ちをする中央右側女性のマスク(赤い部分)は38度台から39度前半を示し、マスクをしていない頬のあたりは35度前後だった(2日午後4時18分、大阪市北区で)=浜井孝幸撮影※掲載時トリミング禁止 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200807-OYT1I50046-T.jpg?type=thumbnail

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