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英アストラゼネカのワクチン臨床試験、一時中断…「安全性の調査必要」

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 厚生労働省は9日、英製薬大手アストラゼネカが日本などで行っている新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験について、同社から一時的に中断したという報告を受けたと発表した。

 厚労省によると、アストラゼネカが海外で進めている臨床試験で、安全性の調査が必要な問題が発生したという。同社は世界で臨床試験を中断しており、ワクチンが原因かどうかは「調査中」としている。臨床試験を再開する時期は未定で、厚労省は詳しい状況について、同社に確認を求めている。

 同社のワクチンは、英オックスフォード大と共同で開発している。米国やブラジルでは承認前の最終段階となる臨床試験を行っており、今秋にも実用化が期待されている。

 日本では8月下旬から18歳以上の約250人を対象に、安全性や有効性を確認する臨床試験が始まっている。日本で安全性の確認が必要な事例が発生したかどうかは、わかっていない。

 政府は来年前半までに国民全員分のワクチン確保を目指しており、同社とは今年8月、ワクチンの開発に成功した場合に1億2000万回分の供給を受けることで基本合意していた。菅官房長官は9日の記者会見で、日本で承認申請があった場合の対応について、「有効性と安全性の確保の観点から、承認の可否については適切に審査していく」と語った。

 同社は9日、本紙の取材に対し、新型コロナウイルスのワクチンを接種する臨床試験で、被験者が原因不明の病気を発症したと答えた。同社は臨床試験の中断について「臨床試験の信頼性の確保に向けた手続きの一環で、開発の工程への影響を最小限にするよう努める」と説明している。

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1465588 0 医療・健康 2020/09/09 18:27:00 2020/09/10 05:32:41

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